
桐生祥秀
陸上男子100メートルの元日本記録保持者・桐生祥秀(27=日本生命)が19日、陸上日本選手団の結団式に出席。23日開幕のアジア大会(中国・杭州)でケガからの完全復活を誓った。
5月に行われたセイコー・ゴールデングランプリの同種目予選で左脚を肉離れ。完治まで1か月半ほどかかったという。現在は万全な状態で練習を積めており、アジア大会前には全日本実業団対抗選手権(22~24日、岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)でレース勘を養う。「練習を積み重ねてスピードも上がってきている。練習で速くなくても試合で速いことはあることなので、試合は自信を持っていきたい」と展望を語った。
アジア大会は100メートルと400メートルリレーに出場予定。桐生は「100メートルではメダルに食い込みたい。400メートルリレーでは前回に引き続き、今回も金メダルを狙いたい」と抱負を述べた。
東スポWEB