故障が長引く錦織圭、参戦予定だった今週の成都オープンを欠場「完治を目指し全力を尽くしたい」<SMASH>

故障が長引く錦織圭、参戦予定だった今週の成都オープンを欠場「完治を目指し全力を尽くしたい」<SMASH>

  • THE DIGEST
  • 更新日:2023/09/19
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男子テニス元世界ランク4位の錦織圭(現348位/33歳)が、本戦ワイルドカード(主催者推薦)での出場を予定していた男子テニスツアー「成都オープン」(9月20日~26日/中国・成都/ハードコート)を左ヒザのケガにより欠場すると発表した。

同大会の公式インスタグラム(@chengduopentennis)が現地18日に公開したメッセージ動画に登場した錦織は、以下のように出場辞退の旨を報告した。

「申し訳ありません。今年の成都オープンではプレーできません。(左ヒザの)完治を目指してリハビリやあらゆることに全力を尽くしたいと思います。また来年の大会でお会いできることを願っています」

左股関節や右足首の深刻なケガを克服し、約1年8か月ぶりの実戦復帰を遂げた6月中旬の下部大会「カリビアン・オープン」ではいきなり優勝を飾った錦織。7月下旬の「アトランタ・オープン」(ATP250)では2021年のインディアンウェルズ・マスターズ以来となるATPツアー復帰を果たすなど、順調に復活ロードを歩んでいた。
ところがそのアトランタではベスト8に進出するも左ヒザを痛めてしまい、再び戦線を離脱。北米ハードシリーズにおいてはエントリーしていたワシントン、トロント、スタンフォード・チャレンジャーの3大会を全てスキップし、プロテクトランキング(負傷離脱前のランキングで大会にエントリーできる救済措置)での参戦が確定していた年内最後の四大大会「全米オープン」も、「ヒザがまだ治っていない」という理由で出場を取りやめた。

度重なる故障を乗り越えて、さあここからという中でまたしてもプレーできない状況に見舞われている錦織。全米欠場時に更新した自身の公式SNSで「ヒザの回復には1~2週間ほどかかりそうです」と報告していたことを考えれば、思いのほかケガの状態が芳しくないのかもしれない。ファンの心配は募るばかりだが、とにかく日本の大エースの1日も早い実戦復帰を願うばかりである。

文●中村光佑

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