
空き家のマッチング強化 あわら市が専用サイト構築 改装イメージも紹介
あわら市はCADソフト開発大手の福井コンピュータアーキテクトと共同で、市内の空き家に関する専用のウェブサイトを立ち上げる。リノベーションのイメージも紹介することで、所有者と購入希望者とのマッチングを強化する。(9月19日)
サイトでは、市内にある空き家の内部の様子を360度全方位で確認できるほか、市内の工務店がデザインしたリノベーションのイメージを3D画像で見ることもでき、空き家に住んだ後の生活をリアルに体感できる。福井コンピュータアーキテクトの田辺竜太CEOは「若めの人たちは環境意識が高い世代。より興味を持ってもらえたらうれしい」と期待を込めた。
市によると、市内には8月末時点で654軒の空き家があり、市はこのサイトを通して、空き家の所有者と購入を希望する人のマッチングを強化する考えで、森之嗣市長は「空き家を使おうという人には非常に参考になる。夢が広がる貴重なシステム」と述べた。サイトは10月10日(火)に公開される。