井浦翔(永山瑛太)と恋の逃避行をした結果、若かりし日の両親を結びつけることに成功した常盤廻(吉岡里帆)は、自身のタイムトラベルが突発的なものではなく、必然だったのではないかと考える。
そこで、確証を得るため20年前の2003年に向かった廻と翔は、初恋相手の諸星(柊木陽太)にラブレターを渡せず、森のベンチで泣いている小学生の廻(稲垣来泉)の元へ。
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廻の記憶では、このとき隣に座って自分をなぐさめ、絵を描いてくれたお姉さんがいて、アートディレクターを目指すきっかけになったその人物こそ、未来の自分だったのではないか。つまり、そのときからタイムトラベルする未来は決まっていたのではないか…。
ところが、泣いている小学生の自分をいざ励まそうとした瞬間、廻はあることに気づく。大人になって再会した諸星(ニシダ/ラランド)が、「手紙をもらってうれしかった」と言っていたことを思い出したのだ。ラブレターは渡せなかったはずなのに…。

過去と未来の矛盾に胸騒ぎを覚えた廻が少し前の時間に戻ると、なんと、宿敵のリリリー(夏子)が公園のくずかごに捨てたラブレターを拾っていた。

「ずっと好きでした。大きくなってまた会ったら、けっこんしてください」──諸星のある言葉から、自分が書いたこの告白こそが、未来を変えることにつながると気づいた廻は、ある方法で辻褄合わせすることを思いついて…。
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