照ノ富士の我慢、貴景勝に通じるか/大ちゃん大分析

照ノ富士の我慢、貴景勝に通じるか/大ちゃん大分析

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2020/11/22
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11月場所14日目、照ノ富士(左)は志摩ノ海を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

<大相撲11月場所>14日日◇21日◇東京・両国国技館

貴景勝の相撲は、千秋楽の予行演習のような一番だったな。「最後までこの相撲を貫きます」という気持ちがこもった押しで、手の回転もいいし迷いなく足もよく出ていた。過去に何度も苦い思いをさせられた御嶽海に何もさせなかった。

千秋楽は照ノ富士が、貴景勝の当たりと突き押しを止められるかどうか。立ち合いに全てがかかっている。ただ止めて、つかまえられたとしても貴景勝は差さないから、引っ張り込めないタイプじゃないかな。逆に中に入られて押されかねない。今場所の照ノ富士は、強引さを抑えて考えて取る相撲が目立つ。13日目の竜電戦にしてもこの日の志摩ノ海戦にしても、まわしを取るまではしっかり我慢して勝負をつけている。それが貴景勝に通じるかだ。優勝争いは、照ノ富士の膝の不安を考えれば貴景勝が有利。決定戦を含めた逆転の2連勝は、照ノ富士の体調を考えれば難しいだろう。(高砂浦五郎=元大関朝潮・日刊スポーツ評論家)

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