【特別企画】市内出身 若手オペラ歌手インタビュー 伝統の総合芸術オペラの放つパワー感じて〈町田市〉

【特別企画】市内出身 若手オペラ歌手インタビュー 伝統の総合芸術オペラの放つパワー感じて〈町田市〉

  • タウンニュース
  • 更新日:2022/06/23

町田市出身の2人の若手オペラ歌手、米田七海(ななみ)さん(25)と西山詩苑(しおん)さん(25)。米田さんは7月5日(火)に、町田イタリア歌劇団の1000円コンサートへの出演が決まっている。また、西山さんも同歌劇団が主催する7月13日(水)のトリオコンサートへ出演する。公演前に、インタビューを行った。

◇◇◇

―2人は同じ大蔵小学校出身ですね。面識はありましたか?

米田正直、今日初めて知りました。

西山名前見たことあるなと思ってました。卒アル確認してみます。

―音楽を始めたきっかけを教えてください。

米田幼稚園から地元でピアノを習ってました。国立音大付属高校に入学したのですがピアノの練習が嫌で。そんな時、友人から部活のオペラ研究会の伴奏に誘われたんです。続けるうちに歌うことになりまして。『フィガロの結婚』のケルビーノ役が初舞台です。

西山僕は鶴川第二中で合唱部だったんです。バレーボール部にも入ってましたが、先生に誘われて入ってみたら楽しくて。そのまま合唱部が強い府中西高校に進学しました。高校ではオーディションを兼ねた独唱会というのがあって。そこで、一人で歌う楽しさに気付きました。技術を磨くのが楽しいなって。

―オペラの道を選んだのですね。

米田高校でプロの動画を見て”人間にもこんな音が出せるんだ”と衝撃を受けました。歌詞に感情を乗せて演じるのも楽しく、レッスンする内に人間として内面も磨かれる気がして。

西山自分は音楽が内向的と言われることが多かったのですが、素の自分からスイッチを切り替えて観客に伝えようとすることで、客観性を手に入れたと感じます。

―2人が思うオペラの魅力を教えてください。

米田人間が楽器の総合芸術であること。何百年も前から感動を与えているものなので、昼間なら電気が止まっても上演できます。

西山音楽と歌手が放つパワーがすごい。何千人にも聞かせる歌唱力で心に届きます。オペラにマイクはありませんから。

―今後の目標は?

米田やっぱりオペラにたくさん出演して、仕事として食べていけるようになりたい。人間的に、素晴らしい包容力のあるあったかい音楽を目指しています。

西山オペラには身振り手振り含めて身体で表現する部分もあるけれど、声だけで、演じているシーンが見えるような歌手になりたい。耳で聴くだけで感じてもらえるのが理想ですね。

―オペラは敷居が高いと感じている方へメッセージをお願いします。

米田劇の内容がわからなくても大丈夫。「なんかすごい」を感じてもらえれば。

西山歌手の生の声を聴いてもらうのが一番。感情が掛けめぐる舞台をぜひ聴きに来てください。

―ありがとうございました。

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【米田七海】町田市出身。昭和音楽大学音楽部声楽科声楽コース卒、同大学大学院修士課程音楽芸術表現専攻オペラ卒業。2022年4月に藤原歌劇団でデビュー。現在、準団員。

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【西山詩苑】町田市出身。東京藝術大学卒、同大学大学院修士課程修了。2021年10月に同大学院の第67回藝大オペラ定期公演でデビュー。若きテノールとして活動中。

タウンニュース町田版

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