
本間ゴルフが世界的に展開しているアスリートモデル、T//WORLD(ツアーワールド)の最新作「GSシリーズ」。そこで今回はスライスに悩んでいる方におすすめの「T//WORLD GS ドライバー」を、ティーチングプロの石井良介さんに試打してもらい、その特徴を語っていただきました。
T//WORLD GSドライバーについて
初速が出るし、球もつかまります。いろんなドライバーを買ったけど、どうしてもスライスが出てしまうゴルファーには強い味方になる新しいドライバーだと思います。
T//WORLD GSの特徴
本間ゴルフの737・747ぐらいから注目していて、実際747ドライバーは購入しています。XPから前作TR20があり、今回のGSシリーズになります。ソールのスリットをみるとXPの後継モデルといった感じです。

クランクスリットというスリットでたわみ戻りを瞬時に生んでボールスピードをアップさせ、オフセンターヒットではギア効果を高め、弾道を補正します。

ドライバーのクラウン部分に赤い線が入っているので、大きなヘッドが小さく見える効果があります。構えやすくなるようにデザインされているのもポイントです。
試打で感じた特徴
これは「右折禁止クラブ」と言っても良いでしょう。
いろんな打ち方をしてみましたが、基本的にはスライスを防止する、または球を左に曲げるという特徴があります。ドローバイアスに振ってるドライバーだと思います。
フェース面の弾き方も極端に強い弾き感というよりは、結構爽快にキーンという良い感触と共に手元に伝わり、吸いついた感じが残ります。いろんな人が打っても打感が悪いと思う人はいないでしょう。
逆に、もっと柔らかい打感が欲しい人にとっては、本間ゴルフの中では弾き感がちょっと強く感じる人がいるかも知れません。

ラジカルフェースを搭載。フェースの反発力・反発エリアを最大化させることでボールスピードアップさせ、打点の上下のブレに強く、特に下目ヒットでも高初速を実現しています。
おすすめのユーザー

試打に使用したシャフトはSPEEDTUNED48と少し軽めなので、パワーヒッターというよりは、クラブの力でスピード感を増して欲しい人におすすめです。
シャフトはR・SR・Sの3タイプがあります。今回使用したのはSシャフトで、シャフト中央部分が大きくしなって戻ることで、ヘッドスピードがアップします。SRやRを選んでいただければ、ある程度ヘッドスピードが遅い方でも十分対応できるでしょう。
どうしてもゴルフをするときにスライスに悩む方には、ぜひ一度試して欲しい仕上がりになってると思います。
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