オリックス勝って神戸へ、担当記者が描く日本一への道 カギは勝利のリズム

オリックス勝って神戸へ、担当記者が描く日本一への道 カギは勝利のリズム

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/11/25
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ヤクルト対オリックス 9回表、戦況を見つけるオリックス中嶋監督(2021年11月24日撮影)

見出しに踊る「崖っぷちに追い込まれた」は本当なのか。オリックスは24日の日本シリーズ第4戦に1点差で敗れ、シリーズの対戦成績を1勝3敗とした。

計算上、過去のV率が何%だとか、「あの1球」を悔やむ記事も目立つが、正直、悔やんでも結果は変わらない。オリックスナインの目の前の一戦を取る姿勢は、リーグ優勝を争った9月、10月の輝きと一緒でいい。

中嶋監督は、第5戦の先発投手は「ヤマ…!」と宣言。報道陣が“動揺”したように、茶の間のファンも選択肢が増え、ザワザワしているに違いない。指揮官は、この境地でも楽しませる姿勢を忘れていない。

エース山本の中4日は、現実的に考えにくい。オリックスは3連勝が必要で、あたふたと後手に回るよりもポンポンポンと勝つ「勝利のリズム」がキーポイントになる。

第5戦に予想される先発は「奇跡の子・山崎福」だ。08年3月21日-。中学3年だった山崎福は、札幌の手術室で目をつぶった。およそ6時間の手術を受け、脳腫瘍を乗り越えた。かつて、医師に生存率10%と言われた大病から「奇跡の生還」を果たしている。

今季は自己最多の8勝をマーク。取材時に気が付くのは「言葉の変化」だ。今年の山崎福は「~したいと思います」、「~になればなと思います」とは言わない。ハッキリした口調で「~します」と力強く宣言してきている。発信した言葉が人を強くする。第5戦も「しっかり勝ち切ります」と胸中で思っているに違いない。

山崎福が白星で第6戦につなげば、日本シリーズは面白くなる。第6、7戦は、ほっともっと神戸で開催。オリックスは今季、神戸で6試合を行い、4勝1敗1分けの好成績。十分に日本一への道は切り開ける。

ツイッターなどのSNSに踊る「#神戸に帰ろう」のハッシュタグ。冷静になれば、今季のオリックスは同一カード3連敗はない。東京ドームでの第3~5戦を1つのカードと考えれば…。やはり、夢舞台は神戸となる。【オリックス担当=真柴健】

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