”袴田事件”最後の証人尋問 「1年間みそ漬けした場合、赤みは消える」弁護側の専門家が証言 東京高裁

”袴田事件”最後の証人尋問 「1年間みそ漬けした場合、赤みは消える」弁護側の専門家が証言 東京高裁

  • 静岡第一テレビ
  • 更新日:2022/08/05
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静岡・旧清水市で一家4人が殺害された、いわゆる「袴田事件」の裁判のやり直しをめぐり、5日、東京高裁で最後の証人尋問が行われ、弁護側の専門家は「1年間みそ漬けした場合、赤みは消える」など、弁護側の主張に沿った証言をしたという。

静岡・旧清水市で一家4人が殺害された、いわゆる「袴田事件」の裁判のやり直しをめぐり、5日、東京高裁で最後の証人尋問が行われ、弁護側の専門家が出席した。

1966年、旧清水市で一家4人が殺害された、いわゆる「袴田事件」。袴田 巌さんは4人を殺害したとして死刑が確定したが、裁判のやり直しを訴え、現在、東京高裁で審理が続けられている。

争点となっているのは赤い血痕のついた犯行時のものとされる「5点の衣類」。この衣類は事件から1年2か月後、現場となったみそ工場のタンクの中から見つかった。

裁判所と弁護士と検察の三者協議では、弁護側は「黒くなるはずの血痕に赤みが残り、ねつ造された可能性がある」と訴える一方、検察側は「独自の実験では血痕の赤みが顕著に確認できた」と反論している。

東京高裁は7月から、弁護側と検察側双方が提出した鑑定書などについて、専門家に説明を求める証人尋問を実施してきた。最後となる3回目の5日は、裁判所が弁護側の専門家1人を尋問した。

争点となっている血痕の色について、尋問を受けた弁護側の専門家は「1年間みそ漬けした場合、赤みは消える」など、弁護側の主張に沿った証言をしたという。

会見で姉、秀子さんは…。

(袴田 巌さんの姉 秀子さん)

「もう再審開始は目に見えているが、やっぱり裁判の決定がでなければ分かりませんので、何とも言えませんが、私は確信している」

最終意見書の提出期限などについては、8月26日に行われる三者協議で決定するという。

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