ダルビッシュ有、打席のテーマ曲で旧友に感謝を伝える

ダルビッシュ有、打席のテーマ曲で旧友に感謝を伝える

  • J SPORTS|コラム(野球)
  • 更新日:2021/06/10

パドレスのダルビッシュ有は、現地6月9日(日本時間10日)に本拠地ペトコパークで開催された古巣カブスとの試合に先発登板し、7回を投げ3安打2失点と好投するも、打線の援護に乏しく今季2敗目を喫した。

『MLB.com』でパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は記事を投稿し、その中でエースの好投が報われなかった試合について、「標準以下の攻撃となったサンディエゴ打線が沈黙したことで、カブスに3-1で敗れ、ダルビッシュが古巣に勝つチャンスを台無しにした」と伝えた。

また、右腕の好投については、「12月にサンディエゴへ移籍から初めてカブスと対戦したダルビッシュは、持てる技巧を遺憾無く発揮した」とし、さらに「彼はあらゆる球種を駆使し、7回に及ぶ素晴らしい投球を見せ、3安打2失点、2四球8奪三振とした」と伝えている。

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一方、古巣の地元紙である『シカゴトリビューン』は、同日付で電子版に移籍後初めて対戦したダルビッシュに関するコラムを掲載。その冒頭で、ダルビッシュがシカゴへ移籍した当初、ケガで苦しい時期を送っていた際に、アンソニー・リゾが彼を擁護していたエピソードについて触れた。

その上で、「ペトコパークでの水曜の午後にカブスがパドレスに3-1で勝利した試合中、ダルビッシュはリゾの無条件の援護に報いるべく、打席に入る際、旧友のテーマソングを使ったのである」と、この日ダルビッシュが打席に入る際に、リグレーフィールドでリゾが使用している曲を流したことを伝えた。

記事によると、ダルビッシュはこの心意気について通訳を介し、「シカゴで物事が上手く行っていないとき、僕の面倒を見てくれたのはリゾだったので、あの曲を使ったんだ。あれは彼へのお礼だったんだ」と述べたとのこと。

なお、このシーンについては、現地スポーツ局『ESPN』も電子版に掲載した記事で報じており、こちらは、「3回裏に、スピーカーから有名なハウスソングの“Intoxicated”が鳴り響いた」とした。

その上で、「この曲を自身のテーマソングとしていることで有名なシカゴ・カブス一塁手のアンソニー・リゾは、中空に諸手を上げ、わざと不快感を装うような仕草を見せると、サンディエゴで最初シーズンを過ごしている元カブス先発投手のダルビッシュは、打席へ向かいながら大きな笑みを浮かべた」と、2人が塁間の距離を隔てて旧交を温めた場面について振り返った。

ダルビッシュによる、何とも粋な恩返しである。

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