Mー1王者・マヂカルラブリーが明かした“漫才真髄”「年齢なんすよ、お笑いって」

Mー1王者・マヂカルラブリーが明かした“漫才真髄”「年齢なんすよ、お笑いって」

  • 日刊大衆
  • 更新日:2021/01/14
No image

マヂカルラブリー(画像は野田クリスタルの公式ツイッターアカウント『@nodacry』より)

2020年末に放送された『M-1グランプリ2020』。王者となったマヂカルラブリーのネタについて「面白かったが漫才ではない」という、漫才論争が勃発したことをご存じの方も多いだろう。

「マヂカルラブリーのネタは、ほとんどセリフもなく動き回ってボケまくる野田クリスタル(34)に、村上(36)がツッコミを入れるスタイル。

前回2019年の『M-1』決勝戦が、ぺこぱかまいたちミルクボーイというが言葉の掛け合いで笑いをとる漫才だったという反動もあったのか、いまだに大論争になっています」(専門誌記者)

マヂカルラブリーもこうした世間の声について触れることが多く、『笑いの王者が大集結! ドリーム東西ネタ合戦2021』(TBS系)でも野田が、

「『R-1ぐらんぷり』で優勝した後もなんか炎上するし、コロナで仕事が飛ぶし、『M-1グランプリ』で優勝するけども賛否両論で意見割れるし、ずっと戦っている感じでまだまだ物語が終わってない」

としていた。

そんな状況で、同じく20年の『M-1』の最終決戦で対決したお笑い芸人のおいでやす小田(42)のYouTubeチャンネル『どストレートチャンネル』に、マヂカルラブリーの2人が出演。21年1月10日に公開された動画で、結成秘話やその哲学を語る様子が話題となっている。

■論争はポジティブに受け止めている

野田は優勝直後こそネットの反応を「どうなってんだろう」と思ったとしながらも、「こんだけ事が大きくなるとバズってるなって」「こんなにみんな漫才のこと考えてくれてたんだな。あらためて、僕は感動しましたね。正直僕らより考えてます」と、ポジティブな姿勢を示した。

同時に、村上の「擁護してくれた方も叩かれちゃってるんで、それは申し訳ないと思う」という言葉に野田も「よそに行くなよ」「俺らか小田さんか、どちらかにしてくれ」と、行きすぎた批判にはクギを刺した。

「その後、コンビ結成についての話になったんですが、村上は大学でお笑いサークルで活動後、吉本に挑戦したのに対して、野田は15歳のころからすでにプロとして活動していた。マヂカルラブリーが正式に結成した際、まだ野田は19歳だったそうです。

これだけ聞くと“若さはアドバンテージになる”とか、“若いけど芸歴が長くてしっかりしている”と思いがちですが、野田本人は“早すぎましたね”“早いと、やっぱね。ズレますよ”と、芸歴の長さについて、まさかの否定的な発言をしたんです。正直、意外でしたね」(前出の専門誌記者)

■芸歴の長さは無意味

野田は「年齢なんすよ、お笑いって」として、

「15歳のときにやったところで、(芸歴)18年分面白くなったか? っていうとそんなことはないんで。早く始めようが、遅く始めようが、変わんないっすね。お笑いって」

と否定。むしろ村上の「社会性が足りなくなっちゃう」という指摘に賛同したり、社会人経験のあるニューヨークに関して「(あれだけ面白いということは)社会人の時、どういう人生送ってきたんだ」「芸人やってないときも、ある種芸人」としていた。

「また、野田と村上の関係については、野田が“プライベートでは関わらない”と、ビジネスライクなことを言いつつも、“お互い解散歴がある”“”ネタを書く方も書かない方も両方経験した“という経緯もあり、村上が”言ってはいけない言葉があるのを知っている“”最低限のマナーは守れる“としており、関係は良好なようです」(女性誌記者)

マヂカルラブリーはインディーズ・ライブで活躍して、現事務所に所属した経緯がある。一般的な養成所を経ての入所ではなかったこともあり、「地下芸人」と呼ばれていた時期があった。

■仲間の希望になった

「これについて、野田は“同郷の意識はありますね”“東京の地下劇場でずっとやってきたんで、そのプライドはお互いありますね”と地下芸人を誇りに思っていることを明かし、村上も“東京地下芸人に届けと思って『M-1』とか出てますもん。みんなも優勝できますよって”と、熱いコメントをしていました。

今回のトークでは野田が多く発言していましたが、村上もこの話題の際は本当に生き生きとしていましたね」(前出の女性誌記者)

村上は「昨日、コウテイの九条(九条ジョー)に会って“ホンマありがとうございます”と。このままの道行ってても、優勝がその道の先にあるんだな“(と言ってた)」とコメント。

コウテイは、マヂカルラブリーが優勝した2020年末の『M-1』では準決勝まで進み、自称・超不完全究極肯定完全感覚奇天烈を自称したり、11月23日の『文春オンライン』インタビューで「コウテイというジャンルを作りたい」と意気込んだりと、とがった作風のお笑いコンビ。彼らの希望になっていることを村上は明かしている。

「動画の冒頭で、村上が“最終決戦3組は本当に絆が高まった”としていました。『M-1』の最終決戦に進んだ、おいでやすこが、マヂカルラブリー、見取り図の3組は、誰が優勝してもおかしくない状況だった。優勝したマヂカル以外も評価され、小田も“3組とも仕事が増えてるから、ホンマにおめでとうやし”としています。そうした激戦を繰り広げた小田だからこそ、ここまでマヂカルラブリーも深い話をしてくれたのではないでしょうか」(前同)

■コメントは絶賛の嵐

コメント欄では、

《漫才の形は自由だからおもしろい》《死線をくぐってきた者同士、お互いをリスペクトされてる様子がよくわかります。》《色モノ優勝扱いされてるけど二人ともフリートークしっかり面白いところがにくいね》《マヂラブの優勝は九条みたいに芸人側にとって大きな希望だったんだなと思うとまた感動する。野田自身も「ミルクや和牛のような漫才ができないと諦めてからの勝負」て言って実際に優勝した》

と、マヂカルラブリーへの賞賛で溢れていた。

ちなみに、お笑い界の重鎮ダウンタウン松本人志(57)は20年12月27日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)にて、

「漫才の定義というのは基本的にないんです。定義をあえて設けることで、その定義を裏切るのが漫才なんですよ」

「大一番のときにピッチャーが消える魔球投げた。われわれプロはすごい、魔球を投げるのかと。でもにわかプロ野球ファンなんかはあれは卑怯だ、あそこで魔球投げるかね、真剣勝負せいやみたいな意見が出てくる。これはたぶんね、一生交わらない。でも交わらないからこそ、われわれは飯が食えていける」

と、肯定的なコメントをしている。

漫才に新しい風を吹かせたマヂカルラブリー。「お笑いは年齢」という野田の発言に基づけば、今後もますます面白くなるはず。2021年も、さらなる躍進を遂げてほしい。

いま一番読まれている記事を読む

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加