1度飛び回れば虜になる「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」、続きが気になりすぎる物語や新たなアクションにも注目

1度飛び回れば虜になる「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」、続きが気になりすぎる物語や新たなアクションにも注目

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  • 更新日:2020/11/20
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「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは11月12日に、PlayStation 4/PlayStation 5用ソフトウェア「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」を発売した。開発は前作「Marvel's Spider-Man」から引き続きInsomniac Gamesが手掛けている。

本作は、前作でも登場するマイルズ・モラレスが、ピーター・パーカーから主人公を引き継ぎ、ニューヨーク、ハーレムを守る新生スパイダーマンとして活躍することになる。とにかく前作から引き続きニューヨークの街を飛び回りながら犯罪が起きていないかチェックしているだけでも楽しく、さらにPlayStation 5でプレイすれば、60fpsのヌルヌル映像でのウェブ・スウィングや、レイトレーシングでの綺麗な街並みを堪能できる。

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前作同様、オープンワールドのニューヨーク、ハーレムを飛び回るだけで楽しい

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ビルとビルの間を飛び回る。スピード感も素晴らしい

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本作は雪が降るニューヨーク。景色もいい

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ビル街に佇むスパイダーマン。カッコいい

今回は、編集部にあるPlayStation 5と、自宅のPlayStation 4でプレイしている。PlayStation 4版でも物語やゲームシステムは同じなので存分に楽しめるのだが、やはりPlayStation 5でプレイしていると、より一層PlayStation 5がほしくなるのも事実だった。本作の登場により、早く抽選に当たることをさらに強く願うことになった。

ちなみに、PS4版を購入してプレイを始めて、その後にPS5を手に入れた場合でも、無料でPS5版にアップグレードして遊べる。早く遊びたいからPS4版を買おうと思うけど、PS5が手に入ったらPS5で遊びたいという、私のようなプレイヤーにとってはうれしい配慮だ。

前作から引き続き、MARVEL好き、スパイダーマン好きにぶっ刺さるストーリーに注目

まずテンションが上がったのが起動した直後。「Marvel Cinematic Universe(MCU)」作品およびMARVELではおなじみのBGMとロゴが浮かび上がる。私のようにMARVEL作品が好きな人であれば、起動してすぐテンションが上がるはずだ。

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本作の主人公であるマイルズ・モラレス。溢れるいい奴感。きっと誰しもが好きになるキャラクターだ

先述したとおり、本作ではピーター・パーカーではなくマイルズ・モラレスが主人公を引き継ぐ。冒頭ではピーター・パーカーと共闘しながら、“ニューヨーク、ハーレム”のスパイダーマンの役割を学んでいくのだが、ある事情によりピーター・パーカーが戦線離脱することになる。

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冒頭ではピーター・パーカーと共闘する場面もあるが、とある事情により1人でスパイダーマンとして治安を守ることになる

その間、ピーター・パーカーからマイルズ・モラレスが、ニューヨークで唯一無二のスパイダーマンとして治安を任される。マイルズ・モラレスは、最初はピーター・パーカーがいないことに対して不安を覚えながら活動をすることになるが、物語が進むにつれて、スパイダーマンとして、ヒーローとして成長を遂げていく。

というより、詳しくは実際にプレイしてほしいのだが、マイルズ・モラレスの周りで起こる数々の出来事が、彼を強制的に成長せざるを得ない状況へといざなっていくのだ。この出来事は、結構驚きの連続で、マイルズとともに「真相が知りたい」「この続きはどうなるのか」と物語に没入していった。

また、マイルズの親友であり、プログラミングの天才としてスーツの開発なども手掛ける相棒でもあるガンケ・リー、ハーレム地区をよくするために市議会議員に立候補しているマイルズの母親のリオ・モラレス、マイルズの幼馴染であるフィン・メイソン、マイルズの叔父のアーロン・デイビスなど、ストーリーを彩る登場人物たちもいい味を出している。とくにアニメ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」でも重要なキャラクターとして登場する叔父のアーロン・デイビスの登場には、胸を躍らせた。

マイルズとともに躍動するこの登場人物たちが、ストーリーに厚みをもたらしているのは間違いない。加えて物語の合間も、スパイダーマンならではのウェブ・スウィングやパルクールを駆使した移動により、没入感はさらに増す。映画におけるシーンとシーンの間もスパイダーマンでいられるのは、ゲームである本作ならではの要素であり、魅力である部分だ。冒頭をプレイしただけでも、アクションゲームが好きな人はもちろん、MARVELが、スパイダーマンが好きな人にはぜひプレイしてほしいと感じる作品に仕上がっていた。

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マップ内には“あの”ロゴも

新たに登場した生体電気によるヴェノム・ブラストやカムフラージュー能力により、戦闘のバリエーションはより豊富に

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ウェブシューターを駆使して飛び回りながら攻撃を繰り出すアクションは、スタイリッシュでド迫力!

続いて、戦闘についても触れておきたい。前作から引き続き、ウェブシューターを駆使して飛び回ったり、周囲にあるものにくっつけて敵に向けて投げつけたりに加え、敵を上に蹴り上げてコンボ技を繰り出したりと、アクション性に富んだものになっている。

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ウェブシューターを駆使して敵を動けなくさせたりもできる

とくに複数敵がいる場合の立ち回りなど、スタイリッシュで派手なアクションでの立ち回りがうまくいったときの快感は、何とも言い難い。加えて、マイルズはピーターとは異なる生体電気「ヴェノム・パワー」を駆使した攻撃を繰り出せるようになっている。ヴェノム・パワーによる攻撃は、敵を攻撃したり敵の攻撃を避けたりすることで溜まるゲージを消費して使う必殺技のようなもので、攻撃が当たると敵はスタンして隙ができ、そこからさらにコンボをつなげることができる。

本作の難易度は4段階に分かれており、私はバランスのいい難易度である「AMAZING」でプレイしていたのだが、前作同様とくに何も考えずに敵に突っ込むと容赦なくゲームオーバーになる。ミッションでは敵が複数人で襲い掛かってくることがほとんど。加えて、体格のいい敵は空中に蹴り上げられなかったり、遠くから銃火器で攻撃してくる敵がいたりと、どう敵を倒していくかが結構重要になる。

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ある程度攻撃を重ねると、フィニッシュ・ムーブで即座に敵を倒すことができる

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複数の敵と戦うときは、銃火器を持った敵に注意。まともに食らうと大ダメージになってしまう

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メニュー画面で戦闘時の操作の確認ができる。動画とともに紹介されているのでわかりやすい

例えば、先に敵の銃火器をウェブシューターで奪って倒しておき、そこから体格のいい敵をヴェノム・パワーで吹き飛ばしてコンボにつなげて倒すといった感じだ。加えて、ヴェノム・パワーが使えるようになるゲージは回復にも用いるので、タイミングによってヴェノム・パワーによる攻撃に使うのか、回復にあてるのかも、うまく立ち回るためのカギになる。

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ヴェノム・パワーをつかった「ヴェノム・パンチ」。当たれば敵をスタンさせることができる

さらに、マイルズはプレイしていくと透明になって敵を混乱させたり、バレないように動き回ることができる「カモフラージュ」が使えるようになる。強力な敵が複数いる場合は、バレずに数を減らしていくことも重要。背後や上からバレずに忍び寄ることができれば、一撃で倒すアクションが可能なので、カモフラージュも本作の戦闘においてはかなり重要な要素だなと感じた。

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透明になって敵を混乱させたり背後から気付かれずに攻撃できる「カモフラージュ」

なお、ミッションやサブクエストをクリアしたりすることで経験値が溜まり、レベルが上がるとスキルツリーでマイルズ自身を強化することができるほか、ウェブ・シューターやホロ・ドローン、リモートマインといったガジェットも強化できるようになる。戦闘に中々勝てないなと感じたときは、サブクエストや街で起きている事件を解決したりしてレベルを上げて、再挑戦するのもありかもしれない。

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レベルがあがると手に入るスキル・ポイントを駆使して、スキルツリーでマイルズを強化できる

本作では、ガンケ・リーが開発したアプリ「親愛なる隣人スパイダーマン」によって、サブクエストの依頼がマイルズの元へ飛び込んでくるようになってくる。このアプリはSNSのようなもので、任務をクリアすると感謝のつぶやきが更新されたり、使用者がスパイダーマンについて話していたりして、とても今風に作り込まれている。クエストをクリアするとしっかり感謝してくれて、かつ評判を上げるようなつぶやきもしてくれるので、次のサブクエストもやろうと思えた。

ちなみに個人的には、こういった立ち回らないとやられてしまう難易度は、やりごたえがあって大歓迎なのだが、もしより物型を純粋に楽しみたい、アクションが苦手という人は、難易度をAMAZINGより下の「FRENDLY」や「FRENDLY NEIGHBORHOOD」に変更して遊ぶといいだろう。

本作をPlayStation 5で遊びたい3つの理由

今回私は自宅にPlayStation 5がないので、PlayStation 4のほうで長めにプレイしているが、やはり編集部でプレイしたPlayStation 5版のほうがより没入感高く遊べるなと感じた。それは、「グラフィックスの進化」「DualSenseワイヤレスコントローラーによる体感」「読み込み速度の向上」が大きい。

グラフィックスは、レイトレーシングが効いた「忠実度重視(Fidelity Mode)」と、60fpsでプレイできる「パフォーマンス重視(Performance Mode)」が選択できる。忠実度重視を選択すると、レイトレーシングがオンになり、ビルのガラスの反射など街並みはよりリアルなものになる。パフォーマンス重視だとウェブ・スイングや戦闘時にヌルヌルな動きでプレイできる。ここは正直好みなので自由に選択してほしいし、メニューからすぐ変えられるので、気分によって変更することも可能だ。

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レイトレーシングオフの場合

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こちらがレイトレーシングをオンにした状態(忠実度重視)。ビルのガラスに映る風景がより鮮明に、よりクッキリに

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レイトレーシングオフの場合

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オンにするとマイルズの姿や後ろにあるアンテナが映り込んだ

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こちらが映り込んだアンテナ

DualSenseワイヤレスコントローラーによる体感も、PlayStaiton 5ならではの体験が可能。たとえば、ウェブシューター時には発射する感覚が、ヴェノム・パワーを使った際にはその衝撃がコントローラーから伝わってくる。私がPlayStation 5を少し体験して一番感動したのがDualSenseワイヤレスコントローラーの部分でもあるので、こちらはぜひPlayStaiton 5版で味わってもらいたい。

最後に、ロード時間だが、PlayStaiton 5ではSSDを採用していることで飛躍的にローディング時間が短くなっている。PlayStation 4版では結構ロード画面で待つことになるが、PlayStaiton 5版ではかなり短くなっているのを体感できた。個人的にはロード中の解説や操作方法の紹介を読むのも嫌いではなかったりするが、ロード時間が劇的に減ることで待ち時間による没入感の低下はほぼなくなり、ストレスなく物語を楽しむことができる。

とにかく一度飛び回ってみれば、確実に本作をプレイしたくなるはず

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映える場所を探してフォトモードで撮影するのも楽しい

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フォトモードでは様々なフィルターを使うことができる

本作は、オープンワールドを飛び回るだけで楽しく、さらに続きがずっと気になる物語、スタイリッシュでド派手なアクションと、前作に引き続きアクションゲームとしての完成度はかなり高いと感じた。

物語ももちろん魅力ではあるが、本作がどういったゲームかを体験したいというのであれば、5分、いや3分でもいいので自らの操作でニューヨークを飛び回ってみてほしい。その楽しさはまさしくスパイダーマンのそれであり、一発で本作の楽しさを理解できると思うからだ。そのほかにも、本作で伝えたい細かなよさはあるが、早くニューヨーク、ハーレムに戻りたいのでこの辺にしておく。ぜひ新たなスパイダーマンになりきって、ニューヨーク、ハーレムの治安を守ってほしい。

© 2020 MARVEL © 2020 Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Insomniac Games, Inc.

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八尋 編集●ASCII

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