昨季限りで現役を引退した元日本ハムの杉谷拳士氏(32)が19日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝イタリア戦での大谷翔平投手(28=エンゼルス)の投球について語った。

杉谷拳士氏
大谷は「3番・投手兼DH」でスタメン出場。雄叫びを上げながら気迫を前面に出す投球で5回途中2失点。打っては3回、一挙4点の口火を切る意表を突いたセーフティーバントを決めて、準決勝の米国行きへと導いた。
気合のこもったピッチングに、杉谷氏は「こんな大谷選手見たことなかったので。僕もビックリしています。まだ本来なら調整段階。でもあのギアで投げるっていうのは、よほど気合い入ってたんでしょうね」と驚きを口にした。さらに、当日のピッチングを独自にチェックした結果も。
全71球のうち、雄叫びを上げながら投じたのは50球。さらに「声出し5球」「声漏れ4球」「声なし12球」だったと説明した上で「圧倒的に雄叫びを上げていると感じました」と分析していた。