QUEENの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』はなぜここまで人々を魅了しているのか?本当の理由

QUEENの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』はなぜここまで人々を魅了しているのか?本当の理由

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  • 更新日:2021/06/14
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うちのテレビは映らない。

こんにちは、ライターの藤間紗花です。

我が家の43インチの液晶テレビには、地デジ放送が映りません。チャンネルボタンを押しても映るのは暗闇だけ。

ではなぜ液晶テレビがあるのかといえば、大きな画面でAmazonプライムビデオなど動画配信サービスを楽しむためです。

この連載では、テレビでネット動画を楽しむ私が、個人的おすすめをレビュー&レコメンドしていきます。

『ボヘミアン・ラプソディ』、観ました?

みなさんは、先週映画番組『金曜ロードショー』で放送されていた、伝説のロックバンドバンドQUEENの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』はご覧になりましたか?

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2018年に公開されたヒット作ですが、地上波で放送されるのはこれが初めて。ツイッターでもハッシュタグ「#ボヘミアンラプソディ」がトレンド入りするなど、大きな話題を集めていましたね!

映らないテレビしかない私は地上波放送は観られなかったのですが、かねてから「観たい!」と思っていた作品だったので、Amazonプライムビデオでレンタルして楽しむことに。

ちなみに、Amazonプライムビデオでは地上波でカットされていたシーンが含まれています。また、HuluではBlu-ray版の特典であった未公開ライブシーンも期間限定(6月18日まで)観ることもできるので、地上波を楽しんだ人も必見ですよ!

ということで今回は、映画『ボヘミアン・ラプソディ』の魅力をご紹介したいと思います!

ルーツを捨て、フレディー・マーキュリーになった少年。

まずはあらすじからご紹介。

1970年代初頭のロンドン。ペルシャ系移民出身の少年・ファルークは、熱心なゾロアスター教徒の父との価値観の相違や、アルバイト先での移民差別に悩みつつも、大好きな音楽に夢中になっていました。

ある日ファルークは、ギタリストのブライアン・メイ、ドラマーのロジャー・テイラーの所属するバンド『スマイル』のヴォーカリストが脱退したことを知ります。

かねてから彼らのファンだったファルークは、見事な歌声を2人に披露し、ヴォーカリストとしての参入を志願。ブライアンとロジャーは彼を歓迎し、新たにベーシストにジョン・ディーコンを迎え、バンドは『QUEEN』として再始動することになりました。

同じ時期、ファルークは人気ブティックで働く女の子・メアリー・オースティンと知り合い恋人同士に。愛する恋人、そして素晴らしいバンドメンバーを手に入れたファルークは、自らのルーツを断ち切るため、フレディ・マーキュリーという名前に改名します。

その後、アルバムのレコーディング風景を見た有名マネージャーから才能を見出されたQUEENは、世界各国を回る人気バンドへと成長。『キラー・クイーン』『ボヘミアン・ラプソディ』などのヒット曲を次々に作り上げていきます。

メアリーとも婚約し、順風満帆に思われたフレディの人生。しかし、ツアーで多忙になっていく中、フレディは自らのセクシュアリティに疑問を抱き始め、徐々に孤独を募らせていくのでした……。

会場にいるような臨場感が味わえるライブシーン!

実は私、2021年になる今も好きな音楽は70~80年代のロックやポップスなんです。好きなアーティストやバンドを尋ねられたときには、デウィッド・ボウイやマイケル・ジャクソン、U2といった、当時最前線で活躍していたアーティストが真っ先に浮かびます。

QUEENはファンといえるほど聴き込んでいたわけではないのですが、そらで歌えるほど耳になじんだ曲はいくつもあり、劇中で流れていたボウイとのコラボ曲『アンダー・プレッシャー』は大好きな曲のひとつでもあります。

私の中でQUEENの曲は「聴き込んでいなくても覚えていて、流れれば思わず身体が動いてしまう曲たち」というイメージでしたが、『ボヘミアン・ラプソディ』のライブシーンを観たとき、まさに身体が勝手に動いてしまったのです。

とくに印象に残ったのは、こんなシーン。ここからは少しだけネタバレを含みます……!

QUEENがスターダムを駆け上がっていく中、「自分はゲイかもしれない」という疑念を持っていたフレディはメアリーと離れることになり、危険なパーティーで孤独感を埋める日々を送っていました。

パーティー三昧の日々の中、仕事に遅れてくることもしばしば。しかたなく、残された3人はフレディ抜きで曲作りをはじめることに。すると、ブライアンはなぜかメンバーとその場にいたパートナーたちを、スタジオの壇上に上がらせます。

ブライアンは彼らに、2回足踏みした後に1回手拍子をするというリズムパターンを指示。「これをライブ会場のファンにもやらせることで、ファンもバンドの一員にする」というのです。

これが、後のヒット曲『ウィー・ウィル・ロック・ユー』誕生の瞬間でした。

遅れてやってきたフレディは「どうしてみんな楽器を持っていないんだ?」と驚きましたが、ブライアンの考えを聞き、曲作りに参加。そしてシーンはスタジオからライブ会場へと移り、何万人ものファンがリズムを奏でる姿が映し出されます。

劇中ではさまざまなライブシーンが収録されていますが、私はとくにこのシーンに興奮しました!

ドン・ドン・チャのあのリズムパターンが繰り返されるうち、不思議と自分の足と手も動いてしまいます。夫と2人で鑑賞していたのですが、いつのまにか2人とも劇中のファンのように『ウィー・ウィル・ロック・ユー』に参加したのです……!さながら我が家は大規模なライブ会場!

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世間がコロナ禍に見舞われる前、私は人と人との距離が縮まり、お互いの汗や息遣いが伝わるようなライブイベントが大好きでした。なかなか以前のようにライブが楽しめなくなった今、久々にライブの臨場感や一体感を味わうことができ、なんだか感動……。

さらに鑑賞後、たまらずQUEENの実際のライブ映像もYouTubeで鑑賞したのですが、フレディ役を演じたラミ・マレックの演技に改めて衝撃を受けました。クライマックスの『ライブ・エイド』でのステージパフォーマンスは、まさにフレディそのものだったんです!

QUEEN世代の方もそうでない方も、ライブシーンを観れば必ずそのパフォーマンスに胸を打たれるはず。『ボヘミアン・ラプソディ』が気になった方は、ぜひチェックしてみてください!

『ボヘミアン・ラプソディ』はこちらから!

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