「ムエタイ」ではなく「クンクメール」 タイとカンボジアが対立

「ムエタイ」ではなく「クンクメール」 タイとカンボジアが対立

  • AFPBB News
  • 更新日:2023/01/25
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コロナ禍を経て再開したタイ・バンコクのムエタイの聖地、ルンピニー・スタジアムでの試合(2021年11月13日撮影、資料写真)。

【AFP=時事】タイ政府は24日、格闘技「ムエタイ」について、5月にカンボジアで開催される東南アジア競技大会でタイ語の名称ではなくカンボジア語の名称を使用する計画があることに反発し、大会をボイコットすると発表した。

タイ政府当局者は、同国の国技であるムエタイをカンボジアは自らの国技であるとして「クンクメール」という名称を使おうとしていると非難している。

一方、カンボジア政府は、世界的にはムエタイという名称の方が知られているが、競技の発祥地はカンボジアだと主張している。

カンボジアが同大会を主催するのは初めて。

タイのオリンピック委員会のチャルーン・ワタナシン副委員長は、国際オリンピック委員会はクンクメールという名称を承認していないと指摘。AFPの取材に対し、「国際的な規則に違反しており、タイからのムエタイ選手の参加は見送る」と述べた。

カンボジアの東南アジア競技大会組織委員会の幹部バット・チャムロン氏は、「開催国には競技名をクンクメールに変える権利がある。競技はクメール発祥で、われわれの文化だ」と、AFPに説明した。

世界プロムエタイ連盟のステファン・フォックス事務局長はAFPに対し、「柔道が空手ではないように、クンクメールはムエタイではない。似ている点はあるかもしれないが、クンクメールには公認の連盟がない」と述べた。【翻訳編集】AFPBB News

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