
約20年ぶりの女性外相が、本格的な外交デビュー。
国連総会出席のため、アメリカ・ニューヨークを訪問中の上川陽子外相が18日、ブリンケン国務長官と会談した。
上川外相は、ハーバード大学大学院への留学や、アメリカ上院議員の政策立案を担った経歴の持ち主だが、英語は冒頭のあいさつのみ。
その後は、慎重を期してか、通訳を交えて会談に臨んだ。
会談では、覇権を強める中国を念頭に、台湾海峡の平和と安定に向けた重要性などをあらためて確認した。
上川外相は、このあと、議長国の外相としてG7(先進7カ国)外相会合に出席し、22日までの滞在中、国連総会や関連会合に出席する。