「国後島沖でのホッケ漁、実施に向けた日ロ政府間協議が行われず」に松野官房長官「ロシア側と様々な調整を行ってきているが、現時点でロシア側から肯定的な反応は得られず」

「国後島沖でのホッケ漁、実施に向けた日ロ政府間協議が行われず」に松野官房長官「ロシア側と様々な調整を行ってきているが、現時点でロシア側から肯定的な反応は得られず」

  • ABEMA TIMES
  • 更新日:2023/09/19
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19日、松野官房長官が会見にて「北方四島周辺海域における漁船の安全操業」について記者からの質問に答えた。

【映像】日ロ政府間協議について話す松野官房長官(6:58〜)

━━例年、今の時期は国後島沖で日本漁船によるホッケ漁が行われているが、実施に向けた日ロ政府間協議が行われていない。ロシア外務省は、ウクライナ侵攻後の対ロ制裁を理由に政府間協議に応じない方針を日本政府に伝えているが、漁業者は1日も早い出漁を望んでいる。この間、日本政府はロシア側に協議再開を求めてきたのか。調整状況と政府間協議の今後の見通しは?

本年1月、ロシア外務省から在ロシア日本国大使館に対し、現時点で枠組み協定に基づく政府間協議の実施時期を調整することはできない旨、通知がありました。ロシア側がこのような対応を取ったことは受け入れられず、その後、枠組み協定のもとでの操業を実施できるようロシア側との間で様々な調整を行ってきていますが、現時点でロシア側から操業実施に向けた肯定的な反応は得られていません。政府としては、枠組み協定の下での操業を早期に実施できるよう、引き続き適切に対応していきます」
(『ABEMA NEWS』より)

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