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「えっ、初対面でタメ口?」ママ友との距離感にモヤっとする...

「えっ、初対面でタメ口?」ママ友との距離感にモヤっとする...

  • CHANTO
  • 更新日:2021/07/22

「うわっ、なんて話しかけたらいいんだろう」

子どもが公園や児童館で見知らぬ子と一緒に遊び始めたとき、親同士もなんとなく話しかける雰囲気にはなるものの、初対面のママにどう声をかけていいか。いきなりタメ口で話しかけるのは躊躇しますが、敬語は堅苦しくて会話が続きづらい気がするし——。

コミュニケーションコンサルタントの永田之子さんは、そんなとき「敬語未満、タメ口以上」の会話術を、と言います。それってどういうことですか?

基本は尊敬語より「丁寧語」

── 年が近い子どもがいると、初対面でも親しみを感じやすいですよね。自分から話かける場合、失礼になるのは嫌だけど、仲良くもなりたい。どんな話し方から関係を始めるのがいいでしょうか?

永田さん:

仲良くなりたい気持ちは分かりますが、初対面のママと話すときに、いきなりタメ口だと違和感や警戒心を持つ人もいます。

じゃあ敬語の一番丁寧な話し方である「尊敬語」でいいかというと、そうとも言いきれない。尊敬語は距離感を作る会話術なので、早くフレンドリーになるためには、尊敬語より丁寧語がおすすめです。

丁寧語は尊敬語との区別が難しいのですが、「敬語未満、タメ口以上」とイメージするといいと思います。

たとえば、「はじめまして、永田之子と申します。仲良くしていただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします」ではなく、「はじめまして、永田之子です。もう何も分からないんです!どうぞよろしくお願いします」の方が親しみがわきます。

敬語のなかに親しみのわく言葉をちょっとはさむ。そのときも「何も分かりませんので、どうぞよろしくお願いします」より、「ドキドキしてます」とか、少し自分の素直な感情をさしはさんでみるのも、親しみがわくコツです。

単語に「お」や「ご」を付けると丁寧になるので、単語だけでも丁寧な言い方をすると、印象がやわらかくなります。「仕事」ではなく「お仕事」、「料理」ではなく「お料理」といった感じです。

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態度だけでもシンクロさせてみる

── 相手から話しかけられた場合はどうですか?

永田さん:
あなたがその人やコミュニティーと打ちとけたいと思うなら、相手の話し方に合わせたほうがスムーズです。違和感がないこと、共通項が多いことが仲良くなる条件ですから、その人の話し方を見て、マネをしてみるんです。

もし「あんたってさぁ~」という人だったら、用心しながら「あなたってさぁ~」と言ってみたり。そうすると、苦手だと思っていた人ともすんなり仲良くなれたりします。

とくに集団ではその傾向が強くて、自分だけが明らかに年下といった特殊なケースを除けば、タメ口で話している集団の中はタメ口でいったほうがやっぱり溶け込みやすい。

もし、それが難しいと感じるのであれば、態度だけでもシンクロさせてみるという方法もあります。

うなずきや、身振り手振りが大きい人と話すときは、自分も少し動きを大きくしてみると、相手はうれしい。相手がうつむき加減に話す人なら、自分もそういう雰囲気でいくと、「似ているな」ということで打ち解けやすくなります。

—— 基本は相手に合わせることですね。例外はありませんか?

永田さん:
明らかな年上ママや、子どもが何人もいる先輩ママには、敬意をもって接すると上手くいきます。

この場合、相手がタメ口で話してきても、丁寧語を基本に、タメ口も少し使ってみるというイメージで会話していくといいと思います。相手は「仲良くなりたいけど、少しは尊敬されたい」という気持ちもあるので。

だからといって、敬語だけで話してしまうと、「なんだかとっつきにくい」という感じに伝わってしまうこともある。いろんなケースがあるので、丁寧語とタメ口をブレンドしながら距離感をつかんでいくことです。

—— 永田さんのお子さん2人はもう成人なさっていますよね。ママ友について思うことはありますか?

永田さん:
ママ友は仲良くなれば一緒に成長できるし、いろんなことを教えてくれる人たちです。コミュニケーションをよくすれば、いろんな情報を得られる。

自分とは違うタイプの人は、苦手だと思うかもしれないけど、自分では想像がつかないような育て方をしていたりして、ヒントをもらえることもあります。

とても貴重な存在ですから、上手にコミュニケーションをとって有意義な関係をつくっていけるといいですね。

—— 同じ年頃の子を持つママは同志のような感覚にもなれる貴重な存在だからこそ、笑顔と相手への敬意を大切に、柔軟なコミュニケーションを楽しんでいきたいですね。

PROFILE 永田之子さん

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話し方&マナー講師。元アナウンサー。バラエティ番組やラジオのナビゲーターなどを務めた後独立し、話し方&マナー教室「TALK NAVI」を設立。現在はプライベートレッスンを中心に、NHKカルチャースクール、ツヴァイ講師としてセミナーや講演活動を行っている。専門分野は、話し方、コミュニケーション、マナー、ボイストレーニング。婚活コンサルタントとしても活動中。

取材・文/木村彩

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