【オリックス】開幕から“山脈ローテ”の可能性浮上 山下舜平大→山崎福也→山岡泰輔がそびえ立つ

【オリックス】開幕から“山脈ローテ”の可能性浮上 山下舜平大→山崎福也→山岡泰輔がそびえ立つ

  • スポーツ報知
  • 更新日:2023/03/19
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◆オープン戦 広島―オリックス(18日・マツダスタジアム)

オリックスの左右の主戦投手が鯉打線の前にそびえ立った。先発右腕・山岡が5回5安打1失点(自責0)にまとめれば、2番手左腕・山崎福も4回2安打零封の快投だ。「いい状態になってくれるのはありがたいですよね」と中嶋監督。31日からの開幕カード・西武3連戦(ベルーナD)は、初戦の大役を務めることが濃厚な高卒3年目右腕・山下から山崎福→山岡の順にジグザグの“山脈ローテ”で臨む可能性が高まった。

広島出身の山岡はがい旋登板でFA加入の森とのバッテリーに新境地を開いた。サインに一度も首を振らず、「いろんな意図が見えて、話し合いができた」。4回2死満塁で得意のスライダーを5球続けて石原を打ち取るなど、新たな配球に「勉強させてもらっている」とうなずいた。山崎福も持ち前の緩急とテンポの良さで、全く危なげなし。「順調です。いい感じで投げられています」。オープン戦は2試合で計10回を無失点と安定した投球を披露している。

昨季は西武相手に11勝14敗と負け越し、敵地でも5勝8敗と苦しんだ。山岡は「投げるところ(登板日)で普通に腕を振っていけばいい」と意気込み、山崎福も「勝負は始まってから」と静かに闘志を燃やした。名字に「山」が付く投手が多い先発陣。言わば、富士山クラスのエース山本はWBCに出場中で“不在”だが、力強い山脈となって、獅子退治に挑むことになりそうだ。(小松 真也)

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