2022年の7つのトップトレンドはデータ管理強化やポータビリティー、より高度なサイバー攻撃への対処

2022年の7つのトップトレンドはデータ管理強化やポータビリティー、より高度なサイバー攻撃への対処

  • ASCII.jp
  • 更新日:2021/11/25
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Veeam Softwareは、データ保護市場の飛躍的な成長が見込まれる2022年を目前に控え、来る2022年に向けて計画を立てるために、日本を含むアジア太平洋地域における7つのトップトレンドを発表した。  2020年から2021年にかけ、企業はリモートワーク機能の向上、クラウド・インフラへのアクセス、データの安全性の確保などに取り組んできている。しかし、今後1年間はデータの管理を強化し、ポータビリティーを促進して将来の需要の変化にシームレスに対応する能力に企業は重点を置くようになるほか、ハイブリッドクラウドやマルチクラウドのモデルのさらなる導入が進むとしている。

データポータビリティー

2022年には特定のデータセットのユーザーや所有者が、その情報を異なるソフトウェアアプリケーション、プラットフォーム、サービス、ストレージ環境間で簡単に複製できるかどうかに大きな注目が集まると考えられる。現在は新型コロナウイルスによる在宅勤務の増加に伴ってデータポータビリティーの概念は沈静化しているものの、従業員がオフィスに戻ってくるとデータポータビリティーが再び重要になるとしている。Veeamが8月に発表した、企業のクラウド利用とデータ保護に関するアンケート調査結果「2021 CloudProtection Trends」によると、36%の経営者がワークロードをあるクラウドから別のクラウドに移動できることが最新のデータ保護にとって最重要と考えている。

ベンダーはITの新しい利用方法に対応

ソフトウェアをいつどのように使用して開発するかということの重要性が高まるにつれ、ライセンスモデルやコンテンツを取り込む手段の種類も増え、開発者は従来のシングルユーザースタイルを拡張して適応性の高いオプションを作成し続けている。最近増えているライセンスモデルのひとつとして、2022年に成長が期待されているのが使用量ベースのライセンスや消費ベースのビジネスモデル。SaaSプロバイダーの使用量ベースの料金プラン提供は2014年にはおよそ23%だったが現在では39%まで伸びている。

サプライチェーンにおけるサイバー攻撃の脅威の高度化

ランサムウェアやマルウェアによる攻撃の巧妙化に伴い、アジア太平洋地域ではより多くのサイバー攻撃が発生すると予測。データ漏洩の件数と深刻さが増加し続けるなかで、企業などはより厳格なセキュリティー対策を開始。サプライチェーンにおけるセキュリティー侵害の脅威は依然として高く、金融サービス業界だけを見てもグローバルなサイバーインテリジェンスの共有が60%増加しており、この傾向は今後も続くと考えられるという。

PaaS(Platform as a Service:サービスとしてのプラットフォーム)が中心に

世界のPlatform as a Serviceの市場規模は、2020年に440億ドル、2030年には3190億ドルに達すると予測。日本を含むアジア太平洋地域では、この時期まで年複利で18.3%の市場成長が見込まれている。2022年にはヘルスケアなどの業界では、適切な情報を優れたスピードと柔軟性で処理するためにPaaSサービスによる、より安全で拡張性の高いインフラが必要になる。

ブロックチェーンの進化

アジア太平洋地域全体でブロックチェーン技術への大規模な投資が行なわれ、分散型のWeb3アプリケーションの活用が始まると予測。今後1年以上にわたりブロックチェーンに対する信頼が増すにつれ、ブロックチェーン技術を提供する企業との取引総額は大幅に増加。国境を越えた労働力や技術に精通した中間層をさらに増やし、アジア太平洋地域をブロックチェーンのような新興技術を育て、2022年内にその取り込みのための確固たる基盤が提供されると考えられる。

クラウドによる人工知能(AI)の民主化

2022年には、クラウドにおけるデータの民主化に引き続き注目が集まり、パブリッククラウドとプライベートクラウドの勢力がやや均衡すると考えられる。従来はAIへの投資にはトップレベルの技術力やコンピューティングパワー、巨額の資金が必要だったが、クラウドサービスで提供されるAIでは、企業は多額の先行投資をすることなく技術を導入することができる。AIとクラウドサービスの組み合わせは、高価なオンサイトのハードウェアに代わる費用対効果の高いソリューションを提供し、従来の設定を置き換える信頼性の高いソリューションとなると予測される。

Kubernetesはエッジコンピューティングの発展に貢献する

今後1年間で企業が生成するデータの半分は、エッジコンピューティングにより、集中管理されたクラウドデータセンターを超えて作成、処理されるようになると考えられる。Kubernetesは企業がエッジでコンテナを効率的に実行することを可能にし、リソースを最大限に活用。最終的には、クラウドとエッジは互いに連携し、ワークロードやアプリケーションは低遅延、高帯域、厳格なプライバシー要件を備えたものとなると考えられる。Kubernetesはこの共有パラダイムを提供し、内部ポリシーを地理的な時間と空間を超えて投影できることから、2022年にはKubernetesがデータセンターやパブリッククラウドからエッジに至るまでのコンピューティングの標準となると予測。

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