狩俣綾汰が判定勝ちで全日本新人王を獲得 コロナで棄権した盟友との約束を守る/BOX

狩俣綾汰が判定勝ちで全日本新人王を獲得 コロナで棄権した盟友との約束を守る/BOX

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  • 更新日:2021/02/21

プロボクシング全日本新人王決勝戦が21日、東京・後楽園ホールで10階級で行われた。ライトフライ級は狩俣綾汰(25)=三迫=が木村彪吾(20)=グリーンツダ=に2-0の5回判定勝ち。全日本新人王を獲得し、敢闘賞に選ばれた。

気持ちと気持ちがぶつかり合う激闘だった。無観客で行われた一戦を、沖縄・宮古島出身の狩俣は「あららがま魂」(宮古島の方言で自らの力で苦しい環境に立ち向かうこと)で制した。

「相手は気持ちがすごく強くて、強かった。全日本新人王をとることができてうれしい」

1回から得意の強打をボディーなどに打ち込み、プレスをかけ続けた。木村も狩俣の打ち終わりにパンチを浴びせるなど応戦し、ジャッジ3人のうち1人が引き分け、2人が1ポイント差で狩俣を支持する接戦だった。

20日に同門でスーパーライト級の児玉麗司(21)が新型コロナウイルスに感染したことで棄権となった。フライ級で全日本新人王になった宝珠山晃(24)=三迫=と「3人で全日本新人王をとる」と励まし合ってきたが、児玉はリングに立つことさえできなかった。

それでも試合前に児玉は3人だけのLINEに「応援しています」と書き込んだ。狩俣は「2人で2階級制覇してくる」と返信した。「本人が一番悔しいと思う」と児玉の無念の思いも背負って闘った。

「やっとスタートラインに立つことができた。上を目指してやっていく」。同じ宮古島出身で高校時代に一緒に練習した同学年の元WBC世界フライ級王者、比嘉大吾(Ambition)らの背中を追う。

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勝利した狩俣綾汰=後楽園ホール(撮影・長尾みなみ)

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