ほとんどの日本人男性が、じつは「間違った髪の洗い方」をしていた...!

ほとんどの日本人男性が、じつは「間違った髪の洗い方」をしていた...!

  • 現代ビジネス
  • 更新日:2021/01/13
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リモートワークの拡大で…

長引くコロナ禍で消費が低迷するなか、好調なのが男性向け美容の業界です。メンズコスメ市場は右肩上がりで拡大を続けており、富士経済によると2019年は1199億円と過去最高を記録し、2022年には1237億円(2019年比103.2%)に達すると予測されており、美容に関心を持つ男性が急速に増加していることがわかります。

コロナで外出が減っているのになぜ、と思うかもしれません。

新しい働き方として、オンライン会議が増えたことで、モニターに映る自分の顔をまじまじと見る機会ができたことで、今まで気が付かなかったシミやシワが気になった人が増えたのです。しかも、マスク着用の長期化による肌荒れも肌への関心を持つことにつながっているようです。

私は美容皮膚科医として、これまで1万人以上の患者さんを診察してきましたが、その経験からはっきり言えることは、人は「見た目」が変わるとたくさんの良い変化があるということです。それは若い人でも、おじさんでも同じです。見た目の悩みが解消できると自分に自信が持てるようになりますし、仕事でもプライベートでも好感度が格段にアップします。

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〔PHOTO〕iStock

とくに加齢による変化が目立ち始める30代以降では、ケアの有無により、見た目年齢に大きな差がつくようになってきます。もちろん人間中身が大切なのはいうまでもありませんが、情報の約9割は目から入ってくるといわれますから、そこでネガティブな情報を与えてしまうのは、すごくもったいないことです。

しかも、ここで言う見た目とは、いわゆるイケメンかどうかではありません。きちんとケアされているか。清潔感があるか、そこが重要なのですが、残念ながら多くの男性はこの部分にあまりに無頓着な人が多い。そこで、今回は家庭でできる見た目アップの秘訣をご紹介したいと思います。

美肌は上等なスーツと同じである

見た目ケアでとくに大事なのは、一番大きな面積を占める「肌」。私は、肌は男性のスーツと同じだと思っています。身だしなみを整えるとき、いくら良い靴やネクタイを身に着けていても、スーツがヨレていたり体に合っていないとちょっとダサい印象になってしまいます。それと同じで、どんなに目鼻立ちが整っていても、髪型が決まっていても、肌が荒れてしまっていては印象が台無しになってしまうのです。逆に、肌を整えるだけで人に与えるイメージは格段によくなります。

美肌になるための最初のポイントは、正しい洗い方で顔を洗うこと。

おすすめの水温は37~38℃くらいのぬるま湯です。水温が低すぎると毛穴が閉じて汚れが落ちにくくなり、逆に高すぎると必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥しやすくなります。

洗顔料などを使う前に忘れてはいけないのが、手洗いと予洗い。不潔な手で洗うのは逆効果なので、必ず手をきれいにしてから顔を洗いましょう。予洗いとは、洗顔料をつける前に、ぬるま湯で顔全体を5~10回洗うことです。肌表面の汚れを落としながら毛穴を開くことができるので、洗顔料を使うときに細かな汚れも効率よく落とせます。

また、顔を洗うときは手のひらではなく指の腹で洗うことを意識しましょう。男性の場合、必要以上に力を入れて、ゴシゴシこすってしまいがち。顔の肌は体に比べて薄くて繊細なので、強くこすると肌の細胞を傷つけ、たるみやシワなど老化の原因になります。また、体を洗うついでに同じ石けんで顔も洗ってしまうという人は多いかもしれませんが、体用の石けんは洗浄力が強く、顔の肌には刺激が強すぎることがあるのでNGです。顔は専用の洗顔料を使い、しっかり泡立ててから指の腹を使ってやさしく洗いましょう。

髪のベタつきやフケを防ぐにはお湯洗いとドライヤー

ベタついた髪や頭皮の脂っぽいニオイ、肩下のフケはそれだけでマイナスな印象を与えてしまいます。髪や頭皮の不調は薄毛や抜け毛にもつながってしまうので、日頃から髪の健康には気を配りましょう。

頭皮や髪は日々、頭皮から分泌される皮脂、頭髪用化粧品、タバコなどの煙、空気中のチリやホコリなどで体の内側と外側から汚れていきます。これらをしっかり落とさないと、髪のベタつきや嫌なニオイの原因になります。

実は、汚れのうち約7割=皮脂と頭髪用化粧品以外のものはお湯で落とせます。ニオイやフケ、ベタつきを防ぎたければ、シャンプーを使う前にまずお湯で予洗いをすることがポイントです。お湯で髪と頭皮の汚れを落とすとともに、毛穴を開いて頭皮を柔らかくし、シャンプーを使うときに効率よく汚れを落とせるようにします。

また、髪が短いとドライヤーを使わず自然乾燥で済ませてしまう人もいるかもしれませんが、これもNGです。髪や頭皮が濡れたまま寝ると、髪のたんぱく質が抜けてしまい傷みにつながると共に、湿気により雑菌が繁殖し、頭皮の炎症を引き起こすこともあります。頭皮が不調になると抜け毛や薄毛につながるので、健康な髪を維持するためには、しっかり乾かしてから寝るようにしましょう。

冬は肌や髪への保湿ケアがマスト

空気が乾燥する冬の時期は、肌や髪の潤いをキープすることが大切です。肌の乾燥は、肌荒れやニキビの原因になるとともに、シワの元にもなります。洗顔後は化粧水で肌に潤いを与え、クリームや乳液など油分の入ったものでしっかり保湿し、皮膚の水分を逃がさないようにしましょう。

私のおすすめは、フェイスパックを使うこと。

化粧水や乳液をつけるのと同じ効果を一度にまとめて得られるので、肌ケアなんて面倒くさいと思っている男性にこそ、便利なアイテムです。顔を洗った後にフェイスパックを10~15分ほどつけるだけで、潤いを補い、肌の老化も防げます。

髪や頭皮もとても乾燥しやすい場所です。乾燥による頭皮のダメージは、フケやかゆみ、湿疹などを引き起こすこともあります。髪の乾燥は、たんぱく質が抜けてしまうことによるパサつき、切れ毛や抜け毛の原因にもなります。

髪の保湿には、洗髪後の髪の毛に栄養成分を与えダメージを修復するトリートメントや、髪の毛の表面を保護しキューティクルを整えるコンディショナー、洗髪後、ドライヤーで乾かす前につけるアウトバストリートメントがおすすめです。頭皮には、頭皮専用の化粧水やローションなどもありますので、乾燥が気になる場合は使ってみるとよいでしょう。

肌も髪も加齢による変化は誰もが避けて通ることはできませんが、「もうオジサンだからしょうがない」「ケアなんて面倒くさい」と放置していると、あっという間に劣化してしまいます。とくに30代、40代を過ぎると、ケアをしているか・していないかで、見た目年齢に違いが出てきます。

中身の良さが伝わる前に、外見だけでネガティブな印象をもたれてしまうのは、とてももったいないことです。今回お伝えした通り、見た目は生活の中でほんの少しずつ気を付けるだけで、誰でも改善することができます。第一印象で損をする残念な男にならないためにも、毎日のケアで清潔感・好感度を高めていきましょう。

さらに詳しく知り方には、拙著『男は見た目が9割 美容皮膚科医が教える嫌われない男の美容大全』(アスコム)ではより広い分野について見た目の印象をアップするノウハウを紹介していますから、是非手に取ってみてください。

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