クイックスタートやiCloud経由でiPadのデータを移行する方法

クイックスタートやiCloud経由でiPadのデータを移行する方法

  • @DIME
  • 更新日:2022/08/06
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Alexey Boldin / Shutterstock.com

iPadを機種変更した際、以前使っていたiPadからデータを移行しておくと、これまでどおりの状態で端末が利用できるので便利です。そこで今回は、いくつかあるiPadのデータ移行方法をご紹介します。

※本記事で検証したのは、iPad第7世代(OS:iOS15.5)、パソコンはThinkPad E15 Gen 3(OS:Windows 10 Home)です

【参考】以前使っていた iOS/iPadOS デバイスから新しい iPhone、iPad、iPod touch にデータを転送する(Apple)

iPadのデータ移行をする時の注意点

iPadのデータ移行方法には、iPadを使って行うクイックスタート、iCloudを利用する方法、iTunes(Windows PCの場合)またはFinder(Mac PCの場合)を利用する方法などがあります。

いずれの方法を選ぶにしても、データ移行を始める前に以下の前準備を行ってください。

■以前使っていたiPad内データのバックアップを取っておく。
■Apple ID、パスワードを手元に用意しておく。
■SIMカードをiPadから移し替えるか、eSIMを転送する(以前のiPadと異なるSIMカードが必要な場合は通信事業者に問い合わせる)。

また、使っているデータの量によって移行にかなり時間がかかってしまうことがあります。スムーズに移行するためにも、データ移行前にできるだけ不要なデータを削除しておくようにしましょう。

iPadの写真をデータ移行する時の注意点

選択する方法にもよりますが、iPadのデータ移行を行うと、iPadで撮影したり取り込んだりした写真もそのまま新しいiPadに移行されます。写真はデータサイズが大きいので、不要な写真があれば、PCなどにバックアップを取っておき、iPadからは消去しておくといいでしょう。ただし、削除しただけでは「最近削除した項目」に残ってしまいます。完全に削除するには「最近削除した項目」の中のデータも削除しておきましょう。

iPadのデータ移行方法①クイックスタートを利用する

iPadからiPadへのデータ移行は、クイックスタートを使うのが簡単でおすすめです。

クイックスタートとは、以前使っていたiPadと新しいiPadを近づけるだけで簡単にデータを移行できる方法です。iOS12.4以降であれば、写真やアプリの移行も可能です。

クイックスタートを始める前に、双方のiPadのBluetooth がオンになっていること、以前使っていたiPad のOSが最新OSであることを確認しておきましょう。

【参考】クイックスタートを使って新しい iPhone、iPad、iPod touch にデータを移行する(Apple)

iPadの機種変更に伴うデータ移行をクイックスタートで行うやり方

クイックスタートの方法はとても簡単です。手順は以下の通り。

[1]新しいiPadの電源を入れて、移行元のiPadの近くに置く。
[2]元のiPadにApple IDを使って新しいデバイスを設定するというオプションが表示されるので、IDを確認して「続ける」をタップする。
[3]新しいiPadの画面にアニメーションが表示されるので、移行元のiPadのカメラにアニメーションを収めると、「新しい [デバイス] の設定を完了」というメッセージが表示されます。
[4]元のiPadのパスコードを新しいiPadに入力したら、画面の指示に従って残りの情報も入力し、Face IDまたはTouch IDを設定する。
[5]「[デバイス]からデータを転送」の画面が表示されたら、「続ける」をタップする。
[6]元のiPadから新しいiPadへデータ転送が開始される。または、「その他のオプション」をタップして、App、データ、設定を最新の iCloud バックアップから転送するか、コンピュータ上のバックアップから転送する。

クイックスタートでiPadのデータ移行ができない時の対処法は?

クイックスタートが使えない場合は、まず両方のiPadのBluetoothがオンになっていることを確認しましょう。iPadのOSもアップデートを行ってください。また、データ移行中は両方のiPadを電源に繋ぎ、互いを近付けたままにしておきましょう。

【参考】〝iPhoneからiPhone〟へのデータ移行が簡単にできるクイックスタートの使い方

iPadのデータ移行方法②iCloudを利用する

普段からiPadのバックアップをiCloudに取っている場合や、クイックスタートが使えない場合は、iCloudを利用してiPadのデータを移行できます。

パソコンなしでもOK! 機種変更に伴うiCloudを使ったiPadのデータ移行方法

AppleにはiCloudと呼ばれるクラウドサービスがあります。移行の手順は以下の通りです。

[1]元のiPadをWi-Fiネットワークに接続する。
[2]「設定」>「ユーザー名」>「iCloud」>「iCloudバックアップ」を順にタップする。
[3]「今すぐバックアップを作成」をタップする。

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これでバックアップができました。「iCloudバックアップ」をオンにしておくと、iPadが電源に接続され、ロックされた状態で、Wi-Fi環境下にある時に限り、自動でバックアップされます。

次に、復元方法の手順を説明します。

[1]新しいiPadの電源を入れて、Wi-Fiに接続。「Appとデータ」画面が出るまで案内にそって進む。
[2]「iCloudバックアップから復元」をタップする。
[3]Apple IDでiCloudにサインインする。
[4]選択画面で復元したいバックアップを選択する。新しいバージョンのiPadOSにアップデートするようメッセージが表示されたら、画面案内に従ってアップデートを行う。
[5]複数のApple IDを使っている場合は、画面の案内に従ってそれぞれのApple IDでサインインし、Appと購入済みのコンテンツを復元する。

【参考】iCloud で iPhone、iPad、iPod touch をバックアップする方法(Apple)

パソコンを使ってiPadのデータ移行をする方法

パソコンを使ってiPadのデータ移行をする場合は、iTunes(Windows PC)かFinder(Mac)を使います。データ移行前に、iPadをパソコンに繋いでバックアップをとっておきましょう。

iTunes(Windows PC)を使ってiPadのデータ移行をする方法

まずはiTunes(Windows PCの場合)を利用したバックアップ方法を説明します。

[1]移行元のiPadをパソコンに繋いで、iTunesを起動する。

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[2]画面左上のデバイスボタンをクリックし、左側メニュー内の「概要」をクリックする。
[3]バックアップに関わる詳細画面が表示されたら、「今すぐバックアップ」をクリックする。

これで、iTunesにバックアップができました。新しいiPadを繋いで同じく「概要」の欄に行き、「バックアップの復元」をクリックすれば、データ移行は完了です。

Macを使ってiPadのデータ移行をする方法

Macを使っている場合は、Finderを使ってデータ移行を行います。手順は以下の通りです。

[1]macOS Catalina 以降を搭載した Mac でFinderを起動し、移行元のiPadをMac に繋げる。
[2]Finderでデバイス(移行元のiPad)を選択する。
[3]「今すぐバックアップを作成」をクリックする。
[4]処理が終わると、最後のバックアップの作成日時が表示される。

新しいiPadへのデータ移行はiTunesと同じ流れで、「バックアップを復元」をクリックして行います。

【参考】iTunes や Finder を使って以前の iOS デバイスから新しい iPhone、iPad、iPod touch にデータを転送する(Apple)

USBを使ってiPadのデータ移行はできる?

iPadのモデルによっては、互換性のあるコネクタやアダプタを使えば、USBドライブにデータを移行できます。

【参考】iPadに外部ストレージデバイスを接続する(Apple)

以前は新旧デバイス間のデータ移行が面倒で、機種変更を億劫に感じていた方も多いかもしれません。しかし最近では、iPad間のデータ移行はとても簡単になりました。クイックスタートやiCloudなどを活用して、ストレスなくデータ移行を済ませましょう。

※データは2022年7月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
※Bluetoothは米国Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です。

文/ねこリセット

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