誰とも話さず1日が終わる60代を救う、昭和スナックの魅力とNG行為とは

誰とも話さず1日が終わる60代を救う、昭和スナックの魅力とNG行為とは

  • 日刊SPA!
  • 更新日:2022/09/23

定年延長や廃止を検討する企業が出始め、定年後再雇用が当たり前になりつつある昨今。けれど週刊SPA!は「断固NO」。60歳で颯爽と会社を去り、充実した老後生活に突入するのだ。そのためには当然準備が必要。明るい老後を叶えるべく60歳で会社を去る方法を徹底調査。今回はスナックのマスターの東陽片岡さんに昭和スナックの魅力について聞いてきた。

◆気持ちいい時間を過ごせるのがスナックの醍醐味

No image

「スナックはママや常連客と話しながらカラオケをして、気持ちいい時間を過ごせるのが醍醐味です」

そう話すのはスナックに35年通い続ける一方、スナックのマスターを務める漫画家の東陽片岡さん。

◆スナックの存在に救われた

「定年を過ぎると人付き合いが極端に減って、誰かと喋ることも少なくなってしまう。そういうときもスナックに行けば年代に関係なく友達ができ、孤独を癒やしてくれる場所になる。スナック好きはストレス発散やボケ防止になるのかやたらと元気な老人が多いです」

最近、東陽さんもスナックの存在に救われた経験があったという。

「年を取れば体が弱って痛くなるし、身内の死に直面するなど嫌なことも増えます。去年、高島平団地に住む父が亡くなり遺品整理に通っていて。そのツラさを和らげてくれたのもスナックでした」

◆ボトルキープすればモチベーションアップにも

No image

画像はイメージです

拠りどころとなるスナックを見つけるには「まず自宅の近所のお店に足を運んで」と東陽さん。

「50代ならば平日は仕事を頑張って、週末のご褒美にスナックで乾杯するのがいいですよ。老後のホームスナックの候補を見つけて、ボトルキープすれば仕事のモチベーションアップにも繫がります」

◆スナックデビューする際に気を付けること

また、50代からスナックデビューする際には注意することがある。

「最初から打ち解けようとして、お店のママや女のコに馴れ馴れしい態度をとらないようにしましょう。マナーのない振る舞いは常連客にも目をつけられて、トラブルの原因になります。

お初のスナックでは客層をよく観察しながら、周りのお客に不快感を与えないこと。それさえ意識すればあとは存分に楽しむだけ。老後に通いたい行きつけのスナックに自然となっていると思いますよ」(前出・東陽片岡さん)

◆オススメ東京スナック5選

No image

画像はイメージです

東陽さんに、デビューにオススメの東京スナック5店をリストにしてもらった。気負わずにスナックの世界に飛び込んでみよう。

▼ちおん(高島平)

駅前には全60棟に及ぶ高島平団地があり、70代以上の独居老人の常連客が多い。きれいな韓国人ママをはじめ、老後のスナックを知り尽くした先輩たちと交流できる

▼ちょんぼ(四谷三丁目)

銀座のクラブに勤めていたマスターがやっているお店。荒木町界隈で一番歴史が古い歌謡スナック。短髪で渋いマスターのおもてなしが老後には心地いい

▼エイト(中野)

15人ほどが座れる木製カウンターが特徴。白シャツに蝶ネクタイ姿のマスターと、常連客が歌う昭和歌謡のカラオケを聞くだけでも老後の孤独を癒やしてくれる

▼ロマン座(石神井公園)

ムード歌謡をけん引したグループ・サザンクロスのリーダー・生田目章彦氏が経営する。昭和の時代を生きた本人にコーラス参加してもらうのも楽しみに

▼歌酒場あけみ(大久保)

ママが元演歌歌手で歌声がツヤっぽい。デュエットを楽しみに高齢客が集う。東陽氏曰く「演歌が好きで老後にじっくり楽しみたい人にはたまらん店だと思います」

【東陽片岡さん】

’58年生まれ。漫画家、イラストレーターの傍ら、四谷三丁目にあるスナック「秋田ぶるうす」のマスターを務める。お店のツイッターは@akitablues

取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/杉原洋平 モデル/丹羽俊輔 野田順久 山村ひびき

―[[今から備える]60歳で[もう働かない]技術]―

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加