初場所は125年ぶりの1横綱1大関に 九州場所、正代負け越しで

初場所は125年ぶりの1横綱1大関に 九州場所、正代負け越しで

  • 毎日新聞
  • 更新日:2022/11/25
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玉鷲(右)に押し出しで敗れた正代=福岡国際センターで2022年11月25日、徳野仁子撮影

大相撲九州場所13日目は25日、カド番の大関・正代が玉鷲に敗れて負け越しが決まり、来場所は関脇へ陥落することになった。これにより、来年1月の初場所は、1898(明治31)年1月の春場所以来、125年ぶりに1横綱1大関で迎えることがほぼ確定した。

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関取最年長の玉鷲のもろ手突きを浴び、まわしをつかむことすらできなかった。力なく土俵を割ると天を仰いで疲れ切ったような表情を見せ、取組後の取材にも姿を見せなかった。

当時は横綱が力士の最高位として明文化されておらず、現行の番付制度では初めて。大関以上の力士が2人になるのは、横綱が空位で、大関が曙と小錦の2人だった1993年1月の初場所以来となる。

正代が陥落し、関脇・御嶽海が特例として必要な10勝に届かず、来場所の大関復帰がなくなった。次の大関候補も、昇進への足場固めを狙った関脇・若隆景が10勝に届かず、優勝を争う豊昇龍も三役での2桁勝利は今場所が初めてなど、よほど機運が盛り上がらない限り、今場所後の新大関誕生の可能性は低い。

正代は初優勝した2020年秋場所後に大関へ昇進。在位13場所目で5度目のカド番で迎えた今場所も星が伸びず、挽回できなかった。関脇で迎える来場所は特例で10勝以上すれば、大関に復帰できる。

伊勢ケ浜審判部長(元横綱・旭富士)は「とにかく気持ちが出ていない。もっと前に出る気迫を見せないと」と厳しく指摘。八角理事長(元横綱・北勝海)は「稽古(けいこ)しかない。時間はかかるでしょうけど、焦らずに体調を治してほしい」と奮起を促した。【滝沢一誠】

毎日新聞

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