
笑顔で会見する那須川天心(撮影・吉澤敬太)
プロ転向2戦目のメキシコ・バンタム級王者、ルイス・グスマン(メキシコ)に55・79キロ契約8回戦で勝利した東洋太平洋スーパーバンタム級8位・那須川天心(帝拳)が、勝利から一夜明け、喜びを語った。
判定3ー0のフルマークで勝利し、デビュー2連勝を飾った。前夜を振り返り「全部は見られてないですけど、ハイライトは見ました。良くなってた部分もあり、やってきたことが間違いでないなと、前回と同じ課題ではなく、新たな道は見えた」と話した。
前夜の攻防、4回に左拳を痛めたというが20日にも病院で検査を受ける。「昨日の状態から悪化している状態ではない」と良化していることを明かした。
目標のKOはできなかったとはいえ8回をフルに戦いきっての経験豊富な相手に快勝。今一番、何をしたいかを問われ天心は「あんまり考えてないですけど、波に乗りたい。波が呼んでいるので、サーフィンしたいです。大自然に行きたいですね。時間をあまり感じないところで、電波から離れたいです」と言い、会場を和ませた。