だから弾まない。「会話が続かない」という人に足りないものは?

だから弾まない。「会話が続かない」という人に足りないものは?

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  • 更新日:2021/04/08
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先日掲載の「いるだけで場の雰囲気は最悪。『不機嫌な人』にどう接するべきか?」では、不機嫌さを強調するかのような人の「正しい扱い方」を伝授してくださった、プレゼンテーション・プランナーで産業カウンセラーでもある山本衣奈子さん。山本さんは今回、無料メルマガ『山本衣奈子メールマガジン【笑顔のタネ】』で、よく聞かれる「会話が続かない」という悩みの解決法をレクチャー。どうやら「質問」が大きなカギとなるようです。

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話が続かない

コミュニケーションの悩みにおいて、これもよくあがってくるのが、

「話が続かない」
「話題が見つからない」
「何を話したら良いのか分からない」

といった類のものです。確かに、特に初対面であったり、よく知らない相手の場合、沈黙は気まずいし、かといってそんなに話すこともないしと、困ってしまいがちですよね。とりあえずと思って季節の話を振ってみても、

「暑いですね」
「ああ、そうですね」
「…」

なんだか“とりあえず感”が強調されたような感じになって、そんなことしかできない自分にますます落ち込んだりもして。

(何を話したら良いんだ…)

そんなことが頭をぐるぐるまわっているうちに焦ってくる。時に、間を埋めようと、必死に話すことを考えて、自分の思い出話から経験・体験談、家族や知人・友人まで話題の中に総動員させて一生懸命話し続ける。

相手は「へー」とか「そうなんですね」なんて言うばかり。とにかく必死に話して話して、ヘトヘトになってくる。「それじゃあ、また」が救いの言葉のようになり、相手と別れてドッと疲れている自分に、(なにやってるんだ…)とまた凹む。

なぜそんなことになるのでしょう。

なぜそんなに疲れるのでしょう。

「何を話したら良いのか分からない」という言葉をよく考えてみて下さい。そこには、「何かを話さなければ」という前提が隠れています。これが実は、思考の罠だったりもします。

「何かを話さなければ」と思うから、話すことに困るのです。とんでもなくたくさんの引き出しを持っていて、「話したくてたまらない」ならまた別ですが、多くの人がそうではありません。

「話さなければ…、でも、何を…?」となっていることがほとんどなのです。

限られた引き出しを片っ端から開けて、中にあるものを無理やり引き出しているようなものです。場合によっては、もうぜんぶ中身は出されていて、もう何も残っていないなんてこともあり得ます。

そりゃ疲れるのが当たり前です。

コミュニケーションは、会話のキャッチボールです。一方的に投げ続けることを求められているわけではありません。会話が続かない人に圧倒的に足りていないのは、「質問」なのです。つまり、「教えて」という思考と姿勢です。

相手の持ち物や外見に対して、「それはどこで売ってるんですか?」とか、「美容室は決まったところに行ってるんですか?」等でもいいのですが、もっと“会話”をしたい場合、それ以上におすすめしたいのは、“相手の考え方に興味を持つこと”です。

「なぜそう思ったのですか?」
「そう考えるようになったきっかけってあるんですか?」
「○○についてはどう思いますか?」

といった、相手の“心”や“頭”の中に質問を投げかけてみます。

心に正解はありません。だから、それを判断する必要はありません。大切なのは、その会話を通して、“その人を知る”ことです。

「なぜそう考えるようになったのか」

その答えには本当にたくさんのものが詰まっているものです。そこを聞くには相当の会話が必要になります。必然的に、話が続かないことは減っていきます。

何を話すかより、相手は何を思っているのか、を考えてみましょう。相手がその服を選んだのにも、そのメニューを選んだのにも、その言葉を選んだのにも、何かしらの理由があります。心の動きがあります。そこに興味を持つと、会話はむしろ続かないどころか終わらないものになります。

「会話が続かない」と嘆くより、人の心の深さと広さを、コミュニケーションを通じてもっと味わってみて下さい☆

image by:Shutterstock.com

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