木の葉と柑橘の アロマワックスサシェ 暮らしの手作り|小雪【二十四節気 暦のレシピ】

木の葉と柑橘の アロマワックスサシェ 暮らしの手作り|小雪【二十四節気 暦のレシピ】

  • ラブすぽ
  • 更新日:2023/11/21
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明日11月22日から二十四節気は小雪(しょうせつ)です。

陽射しは少しずつ弱くなってきました。寒さも日に日に深まり、北の国からは雪の便りがちらほらと聞こえてくる頃です。赤や黄色、橙と鮮やかに彩られた木立と、紅葉(こうよう)の絨毯が織りなす山なみは、古くから日本人の心をとらえて離しません。

赤や黄色に色づく紅葉は季節の移り変わりを知らせてくれる

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紅葉には、葉が赤く変化する紅葉、黄色く変化する黄葉(おうよう)、橙に変化する褐葉(かつよう)の3つがあります。

もともと色づく前の植物の葉は青々とした緑色をしていますが、これは葉の中の葉緑素の色で、植物が生きていくために必要な光合成をしているからです。

じつは葉の中には、葉緑素の緑色と別に黄色の2つの色が入っていますが、緑の量が多いため、黄色は隠れて見えません。しかし、冬が近づいてくると太陽の光が弱くなり、光合成の効率が悪くなります。するとたくさんの葉に養分を行き渡らせ、光合成をするのが大変になった木は、葉は不要なものとみなし落葉させ、冬の間は必要最低限の力で生き抜こうとするのです。

葉の色が変わるのは、落葉の準備の1つ。まず、光合成をする必要のなくなった緑色の色素、葉緑素を壊します。すると緑がなくなった葉は、もう1つの色である黄色い色素が表に現れます。この変化が黄色い葉になる黄葉です。

一方、緑色を壊す際に、新しく赤い色を作る植物もあります。これが紅葉です。褐葉は、赤の色素とは別の成分によって葉が茶褐色に変わります。赤や黄色、橙に変化した鮮やかな葉は徐々に落葉し、寒い冬への準備に入るのです。

落葉した葉は、ドライフラワーや押し葉にして楽しむことができます。落ちて間もない葉であれば、しばらくは色を生かしてリースやガーランドに仕立て、インテリアとして飾るのも1つの方法。自宅で紅葉(もみじ)狩りをする気分です。

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お手軽な方法は、色づいた落ち葉をつるのリース土台にグルーガンなどで貼りつける簡単リース。ガーランドにする場合は、落ち葉を何枚かまとめて小さな束にし、それをひもでつないでいきます。長くつなげずに窓辺に2、3本吊るしても素敵です。

装う葉の色を少しずつ変え、鮮やかに輝き、最後は枝から舞っていく。その姿は季節が進んでいることを教えてくれます。

<暮らしの手作り>木の葉と柑橘のアロマサシェ

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この時季ならではの木の葉や柑橘の皮などを使った、アロマワックスサシェの作り方をご紹介します。
サシェはもともと香り袋や匂い袋として親しまれてきたもの。ヨーロッパでは香るハーブを、日本では香粉を小袋に入れ、クローゼットや洋服箪笥にしのばせていました。

防虫や消臭を兼ねたサシェは、インテリア小物としても飾られるようになり、ワックスのサシェも人気です。

アロマワックスサシェは、パラフィンとミツロウを溶かし、そこに精油を垂らして香りづけします。ドライフラワーなどを入れてデコレーションできるのも魅力です。紅葉の季節、木の葉や実もの、柑橘の皮などで彩り豊かな風景を描いてみませんか。

材料(でき上がり30gのアロマワックスサシェ1つ分)

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写真左上から
木の葉や枯れ枝、柑橘の皮、実物などお好きな花材
精油(スイートオレンジ、グレープフルーツ、イランイラン、パチュリ、ホーウッド)

写真左下から
パラフィン……21g
精製ミツロウ……9g

用意するもの
サシェを入れる容器(この作品では製菓用のシリコン容器 縦88×横53×高24mm)
耐熱容器
湯煎する鍋
リボン
ピンセット
ストロー

作り方
1.鍋に湯を沸かし、耐熱容器に入れたパラフィンと精製ミツロウを溶けるまで湯煎する。

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2.1のパラフィンと精製ミツロウが完全に溶けたら、湯から耐熱容器を出し、精油を合計24滴入れる。サシェは濃度が高めでないと香らないので、全体量に対して3~5%の精油濃度にするとよい。この作品では、スイートオレンジ、グレープフルーツ各6滴、イランイラン、ホーウッド、フランキンセンス各4滴。

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3.耐熱容器を揺らし、精油が全体に混ざったら、シリコン容器に流し込む。冷えると液が固まってくるので手早く行う。

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4.枯れ枝を容器の縁に寄りかからせて、それを支えにほかの花材をピンセットで配置する。細かな花材は立体的に挿し込む。

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5.上から7~8mmの所にストローを刺し、リボンを通す穴をあける。一緒に固まらないよう、たまにくるくると回す。

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6.30分おいて完全に固まったらストローを外し、アロマサシェを容器から取り出す。リボンを通してでき上がり。

【書誌情報】『二十四節気 暦のレシピ』猪飼牧子・清水美由紀 著

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古くから季節を表す言葉「二十四節気 七十二候」をテーマに、季節の移り変わりを花や植物で感じながら、ものづくりの楽しみを提案。小さな変化を繰り返しながら、季節とともに四季をたどっていく植物。その時季の植物をアレンジメントや料理やおやつに生かしたり、心と体を健やかするハーブやアロマを活用したり、ちょっとしたおもてなしの小物をつくったり。二十四節気を植物とものづくりで体感できるアイデアとレシピ120を紹介します。

関連サイト

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