【一問一答】内村航平「リオ五輪は五輪の体操の歴史にも残す、残せる激闘」

【一問一答】内村航平「リオ五輪は五輪の体操の歴史にも残す、残せる激闘」

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2022/01/14
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現役引退会見で記者の質問に答える内村(撮影・河野匠)

体操男子で五輪個人総合2連覇の内村航平(33ージョイカル)が14日に引退会見を開いた。

一問一答は以下の通り。

(会見の冒頭に)

新年あけましておめでとうございます。特別な感情はそこまでなくて、ただただ引退するんだなっていう感じで、あんまり実感はないです。体操歴で30年中16年間、ナショナル強化選手として活動させていただきました。人生の半分以上を日の丸を背負ってやってこられたのは誇り。自分が何をやっていくにしても、自信をもっていろいろなことを発言していける。

-最も盛り上がった瞬間

11年、東京でやった世界選手権の個人総合決勝と、リオ五輪の個人総合の鉄棒ですね。感覚とか、見た視界とかが記憶に残っている。11年は感じたことがないぐらいのゾーンを感じて、朝起きる2~3分前から、今日は何をやってもうまくいく感覚で目覚め、試合が終わるまで全て思い通りにいった。あれは一生出ない。リオ五輪は五輪の体操の歴史にも残す、残せる、激闘をオレグ選手とし、あの五輪の会場を2人で支配できた雰囲気を感じられた。

-五輪とは

世界選手権で王者になり続け、果たして本物の王者なのかと思っていたので、五輪が自分を証明できる場所だった。(東京五輪は)リオ五輪と程遠い結果でしたが、一番濃い5年間。体操に対する知識が増え、世界中のどんな選手、コーチより知っている自負がある。落ちたところからはい上がる力も知れたのは、人に伝えていく立場として、知らないといけないことだった。

-技名

やっていたら確実にウチムラとついていた技はある。個人総合でトップを維持するために必要なかったので、やらなかった。ない状態で引退しましたが、それもありかな。それだけ個人総合に誇りを持ち、技名を1つ残すよりもすごいことをやってきた。

-以前は「ブラックサンダー」が勝負飯。いまは? 今日は?

まず勝負飯じゃないです、お菓子ですから(笑い)。会見は勝負と思っていない。(普段から)1食しか食べないし、食べていないです。水ですね。勝負水です(笑い)。

-後輩たちへ

体操だけうまくてもダメだよと伝えたい。人間性が伴っていないと。大谷翔平君もそうですし、羽生結弦君も人間としての考え方が素晴らしいなと思うからこそ、国民の方々から支持されて、結果も伴っている。そういうアスリートが本物なのかな。

-今後の普及活動

体操をやる子供たちが増えたらうれしいんですけど、いまだに『体操をやると楽しいんだよ』くらいしか言えない。体操をやると、こうなって、こういうことになるからやった方がいいと自信をもって勧められるように研究して、データを取って、言えるようになりたい。

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