エドバーグ「フェデラーのコーチを務められて光栄だった」

エドバーグ「フェデラーのコーチを務められて光栄だった」

  • TENNIS DAILY
  • 更新日:2020/07/11
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テニスの元世界王者ステファン・エドバーグ(スウェーデン)は、2014年から2015年にかけてロジャー・フェデラー(スイス)のコーチを務め、11のタイトル獲得に貢献した。世界中での人気を誇った二人のチャンピオンのコラボレーションについて、The Tennis World USAが伝えている。

2013年はフェデラーにとって2001年以降で最低の年だった。優勝は一度きり、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、アンディ・マレー(イギリス)には勝つことができなかった。

劇的な変化が必要だと感じたフェデラーは、それまでよりフレームが大きいラケットを使うようになり、スタッフにも何人か新たな人材を加えた。そして彼のアイドルの一人であったエドバーグに連絡を取った。

エドバーグはフェデラーと共に、フェデラーの練習拠点の一つであるドバイに1週間滞在。互いを知るうちに、二人は手応えを感じた。エドバーグを正式にコーチに迎えた後、2014年の「全豪オープン」でフェデラーはベスト4に進出。そして「ATP500 ドバイ」で二人がタッグを組んで初めての優勝を遂げた。

インディアンウェルズとモンテカルロで準優勝、ハレでは前年のタイトルを守って優勝。「ウィンブルドン」でも決勝に進出したが、フルセットの激闘の末ジョコビッチに惜敗した。

フェデラーはその年さらにシンシナティ、上海、バーゼルで優勝、「全米オープン」ではベスト4。シーズン最終戦である「ATPファイナルズ」では決勝進出を果たしたが、背中を痛めて決勝を棄権した。そして翌2015年にはブリスベン、ドバイ、イスタンブール、ハレ、シンシナティ、バーゼルで優勝、3年ぶりに年間6つのタイトルを獲得した。

前年に引き続きフェデラーの動きは鋭く積極的で、果敢にネットに詰めてはできる限り自分からウィナーを決めに行った。だが2015年の終わりに二人は互いに賞賛の言葉を述べながら袂を分かった。もともと二人の契約は、1年だけのはずだったのだ。

エドバーグはロジャー・フェデラーのコーチを務めたのは光栄なことだったと言い、フェデラー自身と彼のテニスの知識を賞賛した。

エドバーグは、「ロジャー・フェデラーのコーチを頼まれたのは光栄なことだった。すぐには決心できなかった。ツアーに帯同する前に、互いを知るためにドバイで1週間過ごした。簡単に言えば、素晴らしかったよ。テニスについて語り、戦略を語った。彼はテニスにとって最高のアンバサダーだ」と語った。

「彼は当時、やり方を変えたかった。そのためのアイディアが欲しかったのも、僕をコーチにした理由の一つだと思う。彼はテニスをすごくよく知っているから、教えられることはあまりない。コート上のことならほとんど何でも知っているんだ。ただ同じような経験をした人、大きな試合に出たことがあって、やり方を変えようとしたような人がそばにいるのは悪くない」

「年を取るとやり方を変える必要がでてくることもある。僕らはそこに集中した。振り返ってみれば、ラケットを新しい型に変えたのはとても良かったと思う。それがカギだった。やり方も少し変えた、もう少し積極的に。それも必要なことだったんだ。結果はとても良かった。そこにいられて嬉しいよ」

(テニスデイリー編集部)

※写真は2015年のフェデラー(左)とエドバーグ(右)(Photo by Peter Staples/ATP World Tour/ATP Tour via Getty Images)

woc-tanabe

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