
自分の人生を生きるためのヒントがたくさんつまった一冊
「魔女が死んだ」
その一言から、まいとおばあちゃんが過ごしたかけがえの無い日々の話が始まります。
ほんのひと月ほどのおばあちゃんとの生活の中で、中学生のまいが学んだのは魔女の心得。
それは、自分のための自分の人生を、自分の力で生き抜くために必要なものを学ぶ日々でした。
・ほんのひとことで、五感全部がひっくり返るような10代の経験の描写
・魔女の心得とは
・魔女の心得は、魔女だけのものじゃないのかも
主人公まいは、「わたしはもう、学校へは行かない」と宣言した中学生。
母親は、そんなまいをまいの祖母である「西の魔女」に託します。
誰もが覚えのある中学時代を思い起こさせるストーリーの中に、「自分の人生を生きるためのヒント」がたくさん見つかる一冊。
※写真:りんごジャムづくり(作中にジャムづくりが出てきます)
!お断り!
約20年ほど前の購入金額です
購入して読んだ当初から、ずっと大事にしている本です。
当時は独身でしたが、子どもができたら読ませたいと思っていました。
現在は中学二年生になる長女のものになっています。
どうやら、お守りのように持ち歩いているよう。
まいの立場で読むなら「どうして学校に行かないといけないのか」
親の立場で読むなら「我が子への接し方」
魔女の立場で読むなら・・・?
映画にもなった名作です。
映画をご存知の方も、ぜひ原作を楽しんでみてください。
商品情報
商品名: 西の魔女が死んだ 梨木香歩 著
購入金額: 400円
メーカー名: 新潮文庫