
押収された覚せい剤
約6.5キロの覚醒剤を密輸入しようとした疑いで、新潟県警などは26日までに中国国籍の男ら6人を逮捕しました。押収された覚醒剤の末端価格は4億300万円にのぼります。
覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕されたのは東京都葛飾区に住む中国国籍の李雨杭容疑者(28)ら6人です。
李容疑者ら6人は今年1月、共謀の上、国際スピード郵便を使い、ミャンマーから2回にわたって覚醒剤を密輸入しようとした疑いなどが持たれています。
税関などによりますと、輸入時に「フード」と申告された箱をエックス線検査したところ、中身は「壺」だったと言います。不審に思って箱を調べると、箱の底に覚せい剤が隠されていたということです。
また、李容疑者ら中国国籍の男2人は去年12月、覚醒剤をレコードプレイヤーに隠し、アメリカから密輸入しようとした疑いも持たれています。
3回の密輸入で押収された覚醒剤は約6.5キロ。末端価格は4億300万円に上ります。
警察は6人の認否や関係性を明らかにしておらず、余罪も含めて捜査を進めています。