
奮闘する鎌田(ロイター)
欧州チャンピオンズリーグ(CL、19日=日本時間20日開幕)に臨むラツィオ(イタリア)の日本代表MF鎌田大地(27)がキーマンになりそうだ。
イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」によると、1次リーグE組初戦でアトレチコ・マドリード(スペイン)と対戦するラツィオの名将マウリツィオ・サッリ監督(64)は18日に記者会見し「計算せずに結果を出したい」とし「チャンピオンズリーグというだけでモチベーションは高くなる。そうでなければサッカー好きではない」と意欲を語ったという。
ここまでイタリア1部リーグで1勝3敗と低迷しているが、名門クラブで10番を背負う元スペイン代表MFルイス・アルベルト(30)はClの舞台で新戦力に期待した。今季新加入した「鎌田、ニコ(ニコロ・ロベラ)、マテオ(ゲントゥージ)はファンタスティックな選手だ」と評価。特に日本代表MFについて「大地のことが大好きだし、とても賢い選手だ。彼らはシーズンを通して活躍するだろう。彼らはラツィオと僕たち全員にとって良い存在になるはずだ」と語った。
E組ではFW上田綺世の所属するフェイエノールト(オランダ)とFW古橋亨梧らのセルティック(スコットランド)が同居しており、鎌田とのパフォーマンスとともに日本人対決の行方が注目されそうだ。
東スポWEB