杉野遥亮、決め事をせずに “自然体”で臨んだ撮影で感じた確かな成長

杉野遥亮、決め事をせずに “自然体”で臨んだ撮影で感じた確かな成長

  • ドワンゴジェイピーnews
  • 更新日:2022/09/23

約4年ぶりに2冊目のフォトブック『8(はち)』 を発売した俳優の杉野遥亮。 本作は北海道、沖縄、東京で撮影が行われ、いろいろなコンセプトを考えながら撮影を行おうとしていたが、途中で「自分で考えた枠組みにとらわれている」と違和感を持ち、そんな考えから自身を解き放った。前回発売したフォトブックの「あくび」も自然体でいたというが、「8(はち)」では、撮影中にも変化していく自身の心持ちがリアルに映し出されているという杉野に、いまどんなことを感じ、どんな思いを抱いているのか――話を聞いた。

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あまり決め事をせずに、その時感じたことを表現

――「8(はち)」というタイトルが個性的であり、とても印象的です。

杉野:タイトルを考えるのは難しかったです。毎回考えるときに思うのが、作品を閉じ込めちゃうと良くないなということ。だから具体的なものより抽象的な方が、広がっていく感じがするんです。写真もスタイリングも髪の毛も……全部プロの方が集まって作ってくれたその時間はとても楽しくて、そういったものを決まった形で決めつけたくないというか。いろいろ考えたんです。アンダーバーとか……。でもふと数字もいいのかなと思ってつけました。

――東京、沖縄、北海道で撮影。この地に決めた理由や、その土地ならではのこだわりのシチュエーションみたいなものはありましたか?

杉野:最初は南と北と真ん中……そこから入っていったのですが、特別こだわりを持って決めた場所ではなかったんです。イメージ的に暑い場所、寒い場所、陰と陽みたいな対比としていいなと思っていたんです。シチュエーションも、最初はそれぞれに合ったもの、例えば沖縄だったら明るくて開放的なものが正解なんじゃないかというイメージでいたんです。でもそれってありがちだし、きっちりとコンセプトを決めてしまうと、実際、その場で違うことを感じていても、その枠組みで撮影をしなければいけないのかなとだんだん違和感が出てきてしまい、途中からは拘らずにあまり枠組みとして考えることをやめました。

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――決め事をすることなく、感じたままを写真集に取り入れたのですね。

杉野:そうです。前回のフォトブックの「あくび」も自然体でいたのですが、そのときから自分の内面も変わってきましたし、仕事への向き合い方にも変化があったので、そういった部分も出ているのかなと感じました。撮影中も最初と最後では変化していると思うので、そういったところも見ていただけると面白いかなと思います。

――変化は成長という言葉に言い換えられますか?

杉野:はい。沖縄と北海道の撮影では2か月ぐらい時間が空いているんです。その間に作品を一つ撮影していて、そこで自分自身一生懸命向き合って戦ってきたことで、成長できたなという実感がありました。だから、成長したものが写っているような気がします。

軸をしっかり持って嘘をつかずに向き合うことで成長できる

――先入観にとらわれず、決め事をしないというのはプライベートでも?

杉野:枠組みとかレッテルを張って先入観でモノを見ることに違和感を感じてしまいます。ですが、ついやってしまう。結局そうなることで、自分で自分に制限をかけているって気づくことがあります。なので、できる限り自分の心に向き合って行動するのが大切だなと思っています。

――自分の心にしっかり向き合うことが成長につながる?

杉野:自分の信念や軸をしっかり持って、嘘をつかずに向き合うことで、スッと物事を吸収できるようになりました。そのことで経験が自分の実になっていくような感じがして、成長できているという実感が沸いてきます。やっぱり自分の気持ちに嘘をついてやり過ごしたりしている時間って、表面的にはうまくいっているように見えるかもしれませんが、あまり有意義ではないんです。

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――そういう生き方は大変な部分も多いのではないですか?

杉野:なにか違和感を感じたとき、その都度しっかり自分の考えを持って、嘘をつかずにぶつかることって大変です。毎回ヘトヘトになります。でも充実感はあります。

――こうした考えのきっかけになった出来事はありましたか?

杉野:なにか大きなきっかけがあったというよりは、徐々にです。やっぱり自分自身に嘘をつくことって一番よくないことだと思うし、嘘をつけばつくほど、本来の自分から離れていく気がするんです。嘘つく人やごまかす人が苦手なんです。嘘をつかれたら信頼しづらくなるので。だんだんとそういうことが積み重なってきたんだと思います。

旅行に行くなら自然のなかでのんびりと

――北海道、沖縄と日本の南と北での撮影でした。いま旅行してみたい場所はありますか?

杉野:宇宙にも行ってみたいです。僕は全然海外に行ったことがないので、見たことない新しい景色とかには興味があります。バリの水上コテージとかは行ってみたいです。

――国内ではどこか行ってみたい場所は?

杉野:長野にはずっと住みたいと思っています。空気がきれいだし神社とかも荘厳な感じで好きです。東京は人が多いので、自然のなかでのんびり過ごしたいです。

――旅行に行くときは、しっかり計画を立てる派ですか、それとも無計画?

杉野:計画を立てるのは無理です。

――北海道や沖縄の撮影はのんびりできましたか?

杉野:リラックスできました。新鮮だったのは北海道で撮った写真。一面真っ白で……。雪って音を吸収するので、本当に静かで、すごくよかったです。

――東京は情報過多ですからね。

杉野:東京だと気づいたらスマホを触っているという時間が多いことに気が付きました。本来、自分が見たり体験したりしたことでいろいろなことを知っていくはずなのに、スマホで調べて知った気になっている。本来の自然と触れ合う機会が減ってきている感じになるんです。最近SNS離れみたいなことも言われていますが、その気持ちもすごく分かる気がします。

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いかにリラックスできる時間を過ごせるか

――そんななか、杉野さんの気持ちを保つための秘訣は?

杉野:どれだけリラックスできる時間を過ごせるかです。仕事から離れている時間を大切にしたいです。それが仕事にも活きてくると思っています。いまはドラマもクランクアップしたので、本格的にインテリアをそろえたいなと思って集め始めています。そういうホッとすることやワクワクすることを探している感じです。

――どんな人と気が合うのですか?

杉野:癖が強い人だと思います。でもやっぱりピュアだったり正直だったりというのは重要な気がします。安心するじゃないですか。コロナ禍になって、何が大切かというのが浮き彫りになってきた気がします。どういうことをしたら自分が心も体も健康でいることができて、ベストの状態で仕事に臨めるのか。そんなことが見えてきた気がします。

取材・文:磯部正和

写真:NANAMI

ヘアメイク:KOTARO for SENSE OF HUMOUR

スタイリスト:TAKAFUMI KAWASAKI

書誌情報

杉野遥亮 『8』

撮影:今城純

ワニブックス刊

※通常版、豪華版 同時発売

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