ケイト・ブッシュ、英BBCの独占インタビューで「神秘の丘」の“驚異的”なリバイバル・ヒットを語る「全世界が狂ってしまった」

ケイト・ブッシュ、英BBCの独占インタビューで「神秘の丘」の“驚異的”なリバイバル・ヒットを語る「全世界が狂ってしまった」

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  • 更新日:2022/06/23
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Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4で、自身の1985年の楽曲「神秘の丘/Running Up That Hill (A Deal With God)」が劇中歌として使用されたことで、同曲が世界的なリバイバル・ヒットを記録している英シンガー・ソングライターのケイト・ブッシュ。当時からインタビューを含め滅多にTVやラジオに出演せず、公の場に姿を見せることがない63歳の国宝級アーティストである彼女が、英BBC Radio 4『Woman’s Hour』の独占インタビューに応じ、再評価が高まる同曲への思いや現在の心境について語った。

『ストレンジャー・シングス』のあるクライマックス・シーンで効果的に使用されたことにより、「神秘の丘」はUKとオーストラリアの公式チャート、そして米ビルボード・グローバル・チャート“Global 200”でNo.1を達成した。米ビルボードの総合ソング・チャートである“Hot 100”では4位まで浮上し、長いキャリアを誇る彼女にとって全米チャート初のTOP10シングルとなった。また、UKチャートで1位を獲得したことにより、同国で長い間破られることがなかった記録も塗り替えているー自身のリリースがNo.1を獲得した間隔の長さ(1978年の「嵐が丘」から44年)、シングルがNo. 1を達成するまでにかかった年数(37年)、そしてNo.1を獲得した最年長女性アーティストの3つだ。

電話で行われたインタビューで、彼女はこれらの偉業について、「本当に驚異的です。というのも、とても素晴らしいシリーズですから、この曲がある程度注目されるとは思っていましたけれど、ここまでのことになるとは想像もしていませんでした。とてもエキサイティングです。実にショッキングですよね。全世界が狂ってしまったようです」と笑いながら話している。

2022年6月22日に放送された事前収録のインタビューで彼女は、ガーデニングが“今の仕事”だと語っている。2014年に英ロンドンのハマースミス・アポロで開催された彼女のレジデンシー公演は、ファンにとってはまさに天からの贈り物で、中にはこの謎めいたアーティストを一目見るために世界規模で旅した者もいた。

ブッシュの英BBCでの貴重なインタビューは、番組の視聴者と、まるで魔法のようなリバイバル・ヒットを可能にした『ストレンジャー・シングス』のクリエイター、ダファー兄弟へ感謝を届けたいという思いから実現した。「何が本当に素晴らしいかって、多くの場合私のことを知らない全く新しいリスナーが(ヒットさせてくれた)ことで、すごく嬉しいです。この曲を初めて聴いて発見してくれている若い人たちのこと思うと……とても特別なことだと思います」と彼女は語っている。

このトークで彼女は、この楽曲を元のタイトルの「A Deal With God」として認識していること、自分の昔の作品はほとんど聴かないこと、そして『ストレンジャー・シングス』は最初からファンであることを明かしている。

作品内で、セイディー・シンクが演じているマックスの救いになる演出で使われていることについては、「とても特別な場所に入れてくれたと思います。“神秘の丘”があのようにポジティブな形で使われるなんて、なんて素敵なんだろうって思いました。マックスのお守りのようなものですよね。実に感動的です」と彼女は述べている。

今年初めに【ロックの殿堂】入りの候補となった彼女は、UK公式チャートで2週目の首位を獲得する勢いだ。また、彼女のキャリアを網羅する『The Whole Story』も今年初めてUKでTOP20入りを果たす見込みとなっている。そんな彼女の息子は、再び有名になった母についてどう思っているのだろうか?「結構クールだと思っているみたいですよ」とブッシュは語っている。

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