『江古田駅1分』人気の「横浜家系らーめん五十三家」で家系ラーメンの「結界」を解く!

『江古田駅1分』人気の「横浜家系らーめん五十三家」で家系ラーメンの「結界」を解く!

  • リビング東京Web
  • 更新日:2022/05/13

こんにちは!

三度の飯より猫が好き。

日常に潜むささやかな幸せ探しが得意な野良ライターの佐伯プリスです。

街なかでよく見かける「家系ラーメン」という看板、何も知らないと先祖代々の血筋を表す「かけい」と読んでしまいますが、ラーメン界では「いえけい」と呼ばれるカテゴリーのひとつです。

気になっていても店内が男性客で埋め尽くされていると最初の一歩が踏み出せない結界のようなものを感じてしまう方もいるかもしれません。そんな方にも女性ソロ客も多いという、西武池袋線江古田駅南口の『横浜家系らーめん五十三家(いそみや)』さんなら安心です。

家系ラーメンについての蘊蓄(うんちく)は多くのラーメン通の方が発信されているので、ここでは最低限、知っておいた方が美味しく食べられそうな豆知識と実践的な注文方法をご紹介させて頂きます。

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[caption id="attachment_4628908" align="alignnone" width="600"]横浜家系らーめん五十三家の『味玉らーめん』[/caption]

『横浜家系ラーメン』とはなんぞや?

・店名が『○○家』と「家」がついていることから「家系(いえけい)」と呼ばれる。

・店名に「横浜」という地名を冠しているのは発祥地にちなんでいる。

・かつては店名に「家」がついているかいないかで家系ラーメン店かどうかを見分けられたが、現在は「家」を冠していない家系ラーメン店も多くある。

・上記とは逆に『○○家』を名乗っていても横浜発祥の家系ラーメン元祖店とは異なるメニューを提供している店もある。

★元祖店から派生している横浜家系ラーメン店を見分けるヒントのひとつ

・『酒井製麺』という製麺所の麺を使っていたら間違いなく元祖横浜家系ラーメンの流れを汲んでいます。何故なら『酒井製麺』は家系ラーメン元祖店が酒井製麺に頼んで開発してもらった家系ラーメンのスープに合う配合の麺を製造しており、取引するには元祖店から枝分かれした店で修業を積み、その修行店の店主から酒井製麺の社長に紹介してもらわないと卸してもらえないからです。

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[caption id="attachment_4628909" align="alignnone" width="600"]この木箱があったら間違いなく元祖店から派生した流れを汲む店で修行した家系ラーメン店。[/caption]

券売機の前で戸惑わないために

1.五十三家では入店したら券売機で食券を購入します。

メニューが色々とあって初めてだと戸惑いますが基本は「らーめん」720円。ここに110円の味玉がついてれば「味玉らーめん」830円、100円のほうれんそうがついていれば「ほうれんそうらーめん」820円といった具合です。

券売機にはあらかじめ上記のように人気のトッピングを組み合わせたメニューボタンがあるので、それを選べば食券が1枚で済みます。

※「らーめん720円」の食券と、トッピングの「味玉110円」の食券を別々に購入したとしても「味玉らーめん」の食券と合計価格は同じですが食券が2枚になってしまうので、紙を無駄にしないというエコロジーの観点からも1枚で済ませた方がスマートだと思われます。

※特定のトッピングを2倍、3倍にしたい場合にのみ個別のトッピング食券を購入するといいのではないかと思います。

五十三家にはありがたいことに「チビらーめん」という他の家系ラーメン店ではあまり見かけない、麺が通常の半量のメニューがあるので、後に紹介する美味しいガス釜炊きライスとスープとの神マッチングを楽しみたい方は、ラーメンの量をセーブしてチビらーめんにしておくのもいいかもしれません。

【麺の量】

チビ     (80g)

並       (160g)

1.5倍  (240g)

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[caption id="attachment_4628914" align="alignnone" width="588"]結界解除はこの券売機から始まる。[/caption]

家系ラーメンの特徴である『お好み』で自分の要求をダイレクトに伝える

2.食券を渡すと『お好み』という言い方で、どう調理するかを尋ねられます。

ここで勝手を知らないと戸惑ってしまい、「全部普通で」と答えてしまいがちですが、この記事を読まれた方は以下を予習して真のお好みを伝えるもよし、まずは「全部普通」を試してスタンダードな味を知ってから自分なりの『お好み』を見つけて、次回に備えるもよしだと思われます。

もし、「戸惑って迷惑がられたらどうしよう」、「高圧的に尋ねられたらどうしよう」という不安があっても筆者の経験上、五十三家さんなら女性ソロ客が多いのも頷ける初心者親切対応なので大丈夫です。

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[caption id="attachment_4628916" align="alignnone" width="600"]カウンターに貼ってあるので、それを見ながら慌てずに。[/caption]

【お好みの種類】

『味』

・薄い

・普通

・濃い

『油』

・少なめ

・普通

・多め

『麺の硬さ』

・硬め

・普通

・柔らかめ

上記のチョイスから「味は○○、油は○○、麺は○○で!」とお願いすればOKです。

慣れた方は「濃いめ、普通、硬め」というように主語を省略して伝えたりもしますが、伝える順番が決まっているので、この順番さえ間違えなければ伝わります。

家系独特のスタイル『お好み』は多種多様

店主の五十嵐さん曰く『お好み』は本当に人それぞれだそうです。どの組み合わせが正解ということはなく、自分が一番気に入る組み合わせだから『お好み』なので気兼ねなく伝えて欲しいとのことでした。

こういった多種多様な好みに寄り添う自由度の高さも家系ラーメンの魅力のひとつです。

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[caption id="attachment_4628918" align="alignnone" width="600"]ラーメンが提供されたらカウンターの調味料を使って更なるマイ「お好み」探しを。[/caption]

新鮮な『鶏油 (ちーゆ)』は甘くて美味しい!

業務用の既製品を使用するケースも多いという鶏油(ちーゆ)、五十三家では毎朝その日の分を手作りしているそうです。味玉とチャーシューも手作りとのことなので海苔と素材そのままのネギやキャベツのトッピング以外は全て手作りということです。

「うちは鶏油もその日の朝、使う分だけを作るからフレッシュで美味しいよ」とのことでした。セントラルキッチンで製造されたスープを加熱して提供する店もありますが、五十三家ではスープも豚骨を一から店で炊き上げている証の巨大寸胴が並んでいます。

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[caption id="attachment_4628935" align="alignnone" width="600"]表面の輝く金色の鶏油(チーユ)はスープが冷めるのを防ぐ効果もあるのだとか。[/caption]

五十三家こだわりのガス釜炊きライス

店内は失礼ながらキャンピングカー内部のように狭く、厨房内の冷蔵庫は扉が15センチ位しか開けられないとのことで苦労されているそうですが、その狭小厨房にひと際大きな炊飯ガス釜が置かれています。これは「米は火力の強いガス釜で炊いた方が断然旨い」からというこだわりからだそうで、「自慢の家系スープには絶対に旨い米」という神マッチングをより高みへ導くために譲れない条件なのだそうです。

米は米農家さんから直接仕入れているという妥協なきライス愛からもサブ的な存在にしておくのはもったいないクオリティを感じます。

・半ライス1杯30円(安い!)

・無限おかわり自由ライス50円(更に安い!!)

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[caption id="attachment_4628937" align="alignnone" width="600"]筆者はトッピングの肉味噌を麺からライスへ移動させて無料の五十三家オリジナルフリカケと頂きます![/caption]

無限ライスへの誘惑

カウンターには無料のフリカケが2種類(スタンダードと五十三家オリジナル)置かれていてライスおかわりへと誘惑してきます。

筆者のように海苔をすぐさまライス茶碗に移動させて、麺を食べ終わったらスープに浸して五十三家オリジナルフリカケ(ピリ辛)を振ったライスを巻いて食べるという病みつきレシピにたどり着くと、ついおかわりをしてしまいます。

※30円の半ライス1杯の食券を買った後に、「……まだイケる…おかわりしたい」と思ったら、カウンターに声をかけて現金20円追加すれば「無限おかわり自由」に変更してもらえます。

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[caption id="attachment_4628940" align="alignnone" width="600"]更に海苔と味玉も麺どんぶりから移動させて独自進化を遂げた筆者のオリジナルライススタイル。[/caption]

味玉の飾り切りは技術と心遣いの証

味玉のギザギザは『飾り切り』と呼ばれる技術だそうで、味には関係ないのに一作業増えるので大衆的なラーメン店では珍しい趣向だそうです。

お客様の目を楽しませるために一人営業で厨房内での作業が多いにも関わらず、この一手間は省かずに続けているとのことでした。

五十三家では調理提供する全員が調理師免許を保有しており、この飾り切りの技術も持っているそうです。

※ラーメン店は調理師免許の保有義務がないため調理師免許がなくても開業・調理可能。但し、店舗ごとに食品衛生責任者(食品衛生協会で6時間受講)は必須。

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[caption id="attachment_4628943" align="alignnone" width="600"]このギザギザに一手間。[/caption]

唯一無二のオリジナルらーめんたちもお勧め!

五十三家にしかないオリジナルメニューも魅力的です。ベースは全て家系ラーメンのスープだそうで、そこに6時間かけて手作りしているオリジナルの調味料が加えられているそうです。

※調味料が量産できないため売り切れの場合もあるとのことでした。

『紅昇麺(こうしょうめん)』

店で手作りした調味料と独自に味付けした手作りの肉味噌(一見シーチキンに見えますが、これまた6時間かけて調理されたホロホロの豚肉だそうです)がトッピングされています。

どこかで食べたことがあるような気がするのに、どこの店を探しても見当たらないような旨味があり、筆者は毎回これを食べるか定番の家系らーめんにするかで悩みます。

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[caption id="attachment_4628950" align="alignnone" width="600"]五十三家オリジナル『紅昇麺(こうしょうめん)』[/caption]

『五十三家地獄らーめん』

辛味の定番である豆板醤を使用せずに辛さを押し出しているメニュー。豆板醤は塩気が強いためにベースの家系スープの旨味が損なわれてしまうそうで、辛みだけを加えらるように作ったというオリジナル調味料が使われているそうです。

※「ベースの家系スープの旨味が損なわれる」というのは味のベースとして調理段階で豆板醤を使用した場合のことで、出来上がったラーメンにアクセントとしてカウンターの豆板醤を加えて楽しむのとはまた別の話だそうです。

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[caption id="attachment_4628953" align="alignnone" width="600"]五十三家オリジナル『五十三家地獄らーめん』[/caption]

横浜家系ラーメンへのいざない

開業してから1年以内に半分が廃業、10年以上続くのはわずか1割という熾烈なラーメン業界で、10年以上愛され続けている江古田の「横浜家系らーめん五十三家」さんで家系ラーメンへの結界を解く第一歩を踏み出してみてはいかがでしょう。

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[caption id="attachment_4628994" align="alignnone" width="600"]お水はセルフサービスで。生姜は風味が飛びやすいためカウンターに出していないそうです。[/caption]

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よく見るとガラスに「五十三家」の文字が。

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[caption id="attachment_4628999" align="alignnone" width="253"]非常に狭い店内ですが手荷物は椅子の中に入れられます。[/caption]

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[caption id="attachment_4629000" align="alignnone" width="253"]手荷物はこの中に収納。[/caption]

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椅子の中に入らない手荷物は頭上の棚へ。

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[caption id="attachment_4629005" align="alignnone" width="600"]暖簾はためく入口。[/caption]

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[caption id="attachment_4629004" align="alignnone" width="600"]オッドアイの白猫が可愛い![/caption]

『横浜家系らーめん五十三家』

http://www2.ttcn.ne.jp/isomiya/

住所:〒176-0006 東京都練馬区栄町4-7西村ビル1F

電話: 03-5946-9918

営業時間:11:00〜21:00(LO)

定休日:木曜日

西武池袋線「江古田駅」南口徒歩1分

西武有楽町線・副都心線「新桜台」駅2番出口徒歩5分

都営大江戸線「新江古田」駅A2出口徒歩7分

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