祝・生誕100周年! ゲイ・アートの先駆者、トム・オブ・フィンランドの日本初個展が渋谷パルコ B1F GALLERY Xにて開催

祝・生誕100周年! ゲイ・アートの先駆者、トム・オブ・フィンランドの日本初個展が渋谷パルコ B1F GALLERY Xにて開催

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  • 更新日:2020/09/15

男性の身体を官能的でエロティックに描いた作品の数々でLGBTQの権利を訴えたフィンランドの作家、トム・オブ・フィンランドの日本初個展「Reality&Fantasy The World of Tom of Finland」が、2020年9月18日(金)〜10月5日(月)、渋谷パルコ B1F GALLERY Xにて開催される。

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TOM OF FINLAND (Finnish, 1920-1991), Untitled, 1963, Graphite paper, 12.44 in. x 9.38 in., Tom of Finland Foundation permanent collection, © 1963 - 2020 Tom of Finland Foundation

トム・オブ・フィンランドことトウコ・ラークソネンは1920年生まれ。1939年にヘルシンキに出て広告を学んだ彼は戦後、昼間は広告会社でアートワークなどを手掛けながら、夜は自宅に籠ってドローイングに励んでいた。同性愛が厳しく罰せられた時代に彼が描いた、筋骨隆々でセクシーな肉体労働者や兵士、バイカーなどの姿は、アンダーグラウンドのゲイ・シーンで支持されるように。そして1957年、彼が送ったドローイングがアメリカのフィットネス雑誌『Physique Pictorial』の表紙を飾ったことをきっかけに、彼の作品は一躍海外でも知られるようになる。“トム・オブ・フィンランド”という名前は、この時のクレジットが始まりだ。

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TOM OF FINLAND (Finnish, 1920-1991), Untitled, 1947, Graphite paper, 11.31 in. x 8.19 in., Tom of Finland Foundation permanent collection, © 1947 - 2020 Tom of Finland Foundation

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TOM OF FINLAND (Finnish, 1920-1991), Untitled (From the Athletic Model Guild "Motorcycle Thief" series), 1964, Graphite paper, 8.88 in. x 12.88 in., Tom of Finland Foundation permanent collection, © 1964 - 2020 Tom of Finland Foundation

本展では1946年〜1989年の間に、グラファイトやグアッシュ、マーカー、ペン、インクなど、様々な画材を使って制作された30点の作品を展示。 トム・オブ・フィンランドのキャリア全体を網羅しながら、彼の多彩な才能に注目すると同時に、ゲイ・カルチャーの創成期を担ったLGBTQのレジェンドとしての彼の一面も紹介する。キュレーションは東京を拠点に活動、自身のギャラリー「The Container」のディレクターも務めるシャイ・オハヨンが担当。厳しい現実と戦いながら、当時の社会がゲイ男性に押し付けていたイメージを払拭することに貢献した歴史的作家の生誕100周年を祝うにふさわしい展覧会となりそうだ。

会場では充実の展覧会オリジナルグッズも販売予定。また、会期中には各所で多彩な関連プログラムも開催予定なので、ぜひチェックしてみて。

「Reality&Fantasy  The World of Tom of Finland」
会期:2020年9月18日(金)~10月5日(月)
会場:GALLERY X(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ B1F)
時間:11:00〜21:00 ※初日と最終日は18:00閉場/入場は閉場時間の30分前まで
入場料:¥500(税込)※未就学児入場不可
03-6712-7505
https://art.parco.jp

text : Shiyo Yamashita

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