大谷 エンゼルスと決別か 「ヒリヒリする9月を過ごしたい」の本音とは

大谷 エンゼルスと決別か 「ヒリヒリする9月を過ごしたい」の本音とは

  • ココカラネクスト
  • 更新日:2021/09/28
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珍しいシーンだった。10勝目がかかった26日(日本時間27日)のマリナーズ戦に「2番・投手」で先発出場した大谷は7回5安打1失点10奪三振と好投したが、勝敗はつかず。7回にケルニックからスライダーを捉えられ、同点ソロを浴び、1―1とした7回裏。打者として準備を進めながら、打席は回ってこず、10勝目のチャンスはついえた。直後、ベンチでバットをたたきつけるなど、珍しく悔しさを見せ、勝利への本能をあらわにしたのだ。

【動画】気迫の10奪三振でホーム最終戦を締めた大谷

現在のチームは投打にわたって大谷頼みといっても過言ではない。主力ではトラウト、アップトン、レンドンなど主力を故障禍で欠き、若手を積極起用しているものの、結果には結びついていない。従来から投手陣の弱さも指摘されており、チームは今季のドラフトで全員投手を獲ると思い切った策を取ったことも話題になった。とはいえ、「勝てるチーム」になるまでにはまだまだ時間が必要となりそうだ。

こういった現状を踏まえて試合後、米報道陣から2023年オフにFAとなることを問われると大谷はこう答えた。

「エンゼルスのファンも、球団の雰囲気も好きです。でも、それ以上に勝ちたい気持ちが強いですし、プレーヤーとしてその方が正しいと思います」。その言葉からは移籍を前提としたものではないとしながらも、強いチームで戦うことへの渇望感が伝わってくる。

大谷は同会見でこうも語っている。プレーオフ進出を逃したことでのモチベーション維持の難しさを問われると「ありますね、やっぱり。もっともっと楽しいというか、ヒリヒリする9月を過ごしたいですし。クラブハウスの中もそういう会話であふれるような9月になることを願っていますし、来年以降そうなるように頑張りたいなと思います」

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チーム、自らの奮起を誓いながらも、チームは7年連続プレーオフ進出を逃している。自分一人の力だけでは底上げに限界があるのも事実だ。投げてはチームトップの9勝、打っては本塁打王争いを繰り広げる45号。二刀流としてようやく本格始動した今季、打者としてはメジャー屈指の強打者と競い合い、投手としては抑える喜びも知った。より高い境地で戦いを続けたからこそ、大谷は次の景色を見たくなったのかもしれない。

エンゼルスとはトレードがない限り、来季以降23年オフまでの2シーズンを過ごす予定だが、次に契約を結ぶ場合は、長期契約&超大型契約となることは必至とあって、球団経営にも関わってくる。今後チームは慎重に残留交渉を進めていく予定だが、ハイレベルな二刀流を続けている大谷にはメジャー他球団がどこも興味を示しており、今後の去就をめぐって、発言にもより注目が集まりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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