
17日に最終回を迎えた日曜劇場「VIVANT」。
ドラマのロケ地となった島根県では、各ロケ地をまとめた無料のマップを作成し配布していますが、フリマサイトへの出品が相次いでいて、県が困惑する事態となっています。
【写真を見る】「VIVANT」島根県ロケ地マップ、フリマサイト出品「転売」相次ぐ…県困惑
豪華俳優陣が出演し、謎が謎を呼ぶストーリーで大きな話題となったドラマ「VIVANT」は、島根県内各地でも撮影が行われました。
堺雅人さんが演じた主人公・乃木憂助のふるさととして舞台になった奥出雲町の「櫻井家住宅」をはじめ、出雲大社(出雲市)や本庄小学校(松江市)など、作中では島根県内7つのスポットが物語の舞台として登場しました。
県は観光誘客に活かそうと、県内のロケ地をパンフレットにまとめた「VIVANTロケ地MAP」を作成。11日から県内の観光施設など約150か所のほか、県外でも無料配布し、マップ自体も大きな人気となっていましたが、フリマサイトなどに多数出品されていることが分かりました。
あるフリマサイトではパンフレット1枚400円~1000円ほどで販売されていて、中には複数枚をセットにして30点以上出品しているアカウントも見られました。
18日午後の段階では、出品されたものの中には「売り切れ」となっているものも多くありました。
島根県の担当課は、こうした反響は想定していなかったと困惑していて、BSS山陰放送の取材に対し、「パンフレットは県内外で広く配布している他、ホームページからもダウンロードができますので、そういったところから手に取っていただければ」としています。