ベルギー人男性、知らぬうちに国土拡大 フランス領奪う

ベルギー人男性、知らぬうちに国土拡大 フランス領奪う

  • AFPBB News
  • 更新日:2021/05/05
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(左から)英国、ベルギー、フランスの国旗(2018年10月30日撮影、資料写真)。

【AFP=時事】ベルギー人男性が知らぬうちにフランス領を奪い、ベルギー領を拡大してしまった。

ベルギー西部エルクリンヌのダビド・ラボー町長によると、大胆不敵なこの男性は、境界標石をフランス側に2.2メートル動かすことの意味を過小評価していた。

ラボー氏によると、2019年に国境の正確な位置情報を取得してあるため、標石が動かされたことは、簡単に証明できるという。

事態は1か月前、フランスの歴史愛好会のメンバーらによって発覚した。

ベルギーは1815年、フランス皇帝ナポレオン・ボナパルトがワーテルローの戦いで敗れた後、ウィーン会議でオランダに併合された。

このため、1819年に設置されたこの標石には、フランス側に頭文字の「F」、ベルギー側にオランダの頭文字の「N」が刻まれている。

境界は1820年にコルトレイク条約で確定し、ベルギーが1830年に独立を宣言した後も、そのままとなっていた──少なくともエルクリンヌの男性が標石を動かすまでは。

しかし、戦争になることはなさそうだ。ラボー氏によると、問題解決に向けて、男性と面会の約束を取り付けているという。

ラボー氏は、「今週中に男性と面会する予定だ。男性が標石を元の場所に戻すなら、それ以上何もしないつもりだ」とAFPに語った。【翻訳編集】AFPBB News

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