大谷翔平 医師の判断も分かれる右ヒジ痛の正体「胸郭出口症候群」の可能性も

大谷翔平 医師の判断も分かれる右ヒジ痛の正体「胸郭出口症候群」の可能性も

  • 東スポWEB
  • 更新日:2023/09/19
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大谷翔平

近日中に手術をするとみられるエンゼルス・大谷翔平(29)の〝状態〟は――。

19日放送のTBS「ひるおび」で、ベースボール&スポーツクリニックの医師・馬見塚尚孝氏が自身の見解を語った。

大谷は今季残り試合を欠場することを発表。米国では近日中に手術するのではないか…との報道も出ている。

大谷のケガは右ヒジの内側じん帯損傷とされているが、詳細は公表されていない。また複数の医師が診断し意見が分かれているという。

この点について馬見塚氏は「じん帯損傷としてもケガの程度について(治療法などの)判断が分かれている可能性がある」とし、打者として右手一本でフォロースルーしている場面もあったことから「それほど深刻なものではないと思う」と指摘。

じん帯損傷の場合、治療法としてはPRP(多血小血漿)療法やトミージョン手術がある。大谷は2018年にトミージョン手術をしているが「2度目のトミージョン手術をした場合、70%程度までパフォーマンスが落ちるというデータもある」と指摘した上で「大谷選手のようなトップの人は変わらないと思う」と話した。

また、ヒジの痛みの原因はじん帯損傷以外にもある…と見ているといい、肘頭疲労骨折や、胸郭出口症候群という神経系の疾患の可能性も上げている。

胸郭出口症候群とは、上肢や肩の運動、感覚に深くかかわる神経や血管が障害を受け、肩や腕、手のしびれや痛み、手の動かしにくさなどを自覚するようになる状態のことを言う。女性に多くみられる症状だが、スポーツ選手のような筋肉を鍛えた男性に発症するケースもある。

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