
新型コロナの無料検査所をめぐり、石川県から補助金を騙し取ったとされる事件。25日、検察は能美市の会社役員など2人の男を詐欺の罪で起訴しました。
起訴されたのは、能美市佐野町の会社役員・河上伸之輔被告(41)と富山県富山市の会社役員・西昭洋被告(46)です。
起訴状などによりますと、河上被告らは共謀し、運営していた新型コロナの無料検査所で実際にはその場で検査していないのに、西被告の従業員にウソの申請をさせ、県から補助金およそ174万円を騙し取ったとされています。
河上被告は石川テレビの取材に対し逮捕前、「およそ1000万円を不正に申請し、およそ300万円を受け取った」と話していました。
警察、検察共に2人の認否を明らかにしていません。