
テレビ静岡
小塚恵理子気象予報士
【 21日の最低・最高気温 】
最低気温は山間部は2℃以下、平野部は5~10℃程になりました。平年並~平年よりも低い所が多くなりました。最高気温は、20日に比べると下がって20℃超えた所はありませんでしたが、平年並からやや高めです。風も弱まって過ごしやすい陽気となりました。
【 天気図 】
22日も高気圧に覆われます。気圧の谷がいったん離れるので静岡県内も日中は晴れますが夜になるとまた気圧の谷が近づいてきそうです。雲が多くなって雨の降る所がありそうです。
【 時間ごとの天気 】
朝まで雲が出る所がりますが、日中は21日よりもよく晴れそうです。夜になると雲が多くなって、雨の降る所がありそうです。
【 22日の気温 】
西部の朝の気温はけさよりも高くなりそうです。最高気温は20℃を超える見込み、この時期としては高く、暖かく感じられそうです。中部の最低気温は10℃以上、山間部の冷え込みも弱まりそうです。最高気温は20℃を超えて10月下旬から11月上旬並です。東部と伊豆の最低気温は10℃以上の所が多いでしょう。最高気温は21日より高く20℃を超えて日中は過ごしやすい陽気です。
【 最小湿度 】
22日は21日に比べると少し下がりそうです。浜松・静岡・三島は40%台となる見込みです。
【 週間予報 】
23日(木)祝日は晴れマークありますが雲が多めで、雨の降る所がありそうです。24日(金)以降はおおむね晴れる見通しです。24日(金)に暖かい空気から強い寒気に入れ替わりそうです。22日(水)・23日(木)は20℃を超えてぽかぽか陽気です。24日(金)の気温はおおむね平年並ですが、風の寒さがありそうです。週末は気温が下がり12月並の寒さになります。気温変化が大きいのでご注意ください。
【 なぜ静電気は起きる? 】
身の回りのモノはすべて電気を持っていて、プラスとマイナスが同じ数ずつあるときはバランスが保たれていて安定、電気のない状態です。ですが、摩擦が起こるとマイナスの電気が移動してしまいます。プラスが多い、マイナスが多いと、偏ってバランスが崩れた状態を静電気を帯電している状態です。電気がもとに戻ろうと放電するときにパチッとくるわけです。
【 なぜ冬に多い? 】
ポイントは水分の量です。通常、体にたまった静電気は少しずつ放電されますが、
空気中の水分が多いほど放電しやすくなります。湿度が高いときは、自然に放電されますが、冬は湿度が低いので、放電されず体にたまって静電気が発生しやすくなります。
【 静電気対策 】
静電気対策は乾燥を防ぐことです。部屋の加湿、肌の保湿、体を洗いすぎない、お風呂の温度は40℃以下に保つ。綿などの天然繊維の服は吸湿性がいいので自然に放電しやすくなります。さらなる対策として、服の組み合わせにも注意です。服の素材によって帯電のしやすさが違います。重ね着をするときは、この差が大きいほど静電気が発生しやすくなります。組み合わせで近いものを選ぶと発生しにくくなります。