◇大相撲夏場所7日目(2022年5月14日 東京・両国国技館)

遠藤(手前)をはたき込みで下す照ノ富士(撮影・久冨木 修)
大相撲は14日、夏場所7日目を迎え、横綱・照ノ富士(30=伊勢ケ浜部屋)が平幕・遠藤をはたき込みで下した。大関勢は、正代と御嶽海が黒星となった。
照ノ富士は前日は玉鷲に黒星を許したが、連敗は阻止。粘る遠藤を力でねじ伏せ5勝目を挙げた。
前日金星を挙げた平幕・玉鷲は、大関・貴景勝と対戦も押し出しで完敗した。苦しい戦いが続く正代は、平幕・北勝富士に押し出され6敗目を喫した。小結・大栄翔は御嶽海に強烈な押し出しで5勝目。今場所、正代に続き2人目の大関撃破となった。
さらに、ただ一人6戦全勝だった平幕・碧山は、平幕・佐田の海に押し出しで敗れ初黒星となった。春場所を制した関脇・若隆景は平幕・霧馬山に、はたき込みで敗れて4敗目。黒星先行となった。