阪神北川コーチ「スパイス的要素に」井上1軍推薦も

阪神北川コーチ「スパイス的要素に」井上1軍推薦も

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2020/11/22
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両手を広げ笑顔でナインに指示を出す北川コーチ(撮影・加藤哉)

スパイス加えます! 阪神北川博敏打撃コーチ(48)が21日、オンライン取材に応じ、持ち前の明るさと勝負強さを1軍に注入すると「所信表明」した。現役時代からニコニコ顔で親しまれる逆転イッパツマンは2軍から1軍担当に配置転換。チームに新たな化学反応を起こすため、ファームで1年間鍛え上げた井上広大外野手(19)の来春1軍キャンプ推薦案も明かした。

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北川コーチにしか出せない味を加えていく。配置転換後、初めて取材に対応。その言葉の数々に楽しみが詰まった。「何かしら刺激を与えられるように。キャラ的にバカもできるタイプなので、苦しい時にちょっとでも明るさというか、スパイス的な要素になれれば。選手の能力を100%に近い形で出してあげられるような存在になりたいと思っています」。ミラクルな化学反応が起きる予感だ。

現役時代は近鉄で「代打逆転満塁サヨナラ優勝決定本塁打」を放つなど、驚異的な勝負強さが光った。その極意も選手たちに伝授する。阪神は熱狂的なファンに愛され、注目度や期待も他チームより大きい。「そのプレッシャーの中で、どう平常心でいられるかが一番だと思う。そこで何とかパフォーマンスができる方向に持っていきたい」。技術に加え、メンタル面の強化にも期待がかかる。ドラ1佐藤輝の育成を問われると「ちゃんと育てず結果が残せなかったら、全部ボクがたたかれると思う。そういう意味ではプレッシャーとの闘いがすごくあります」。自虐ジョークにも明るさと強靱(きょうじん)な精神面をのぞかせた。

スパイスの一例としては、若きスラッガー井上の来春1軍キャンプ推薦案を明かした。「うまいこといけば、来春にいい形で1軍に推薦したいなと思う」。今季2軍では4番で英才教育を施した。「もっとできる子だというイメージがある。僕の中で良くなったという感覚は正直、まだない。高い位置で彼のことを意識して見ている。まだまだ、伸びる要素は当然ある」。ポテンシャルの高さを感じるからこそ期待は大きい。

スイング力や対応力など課題も挙げた上で、シーズンオフの無休スイング指令を出したという。「本気でもっと。形とかより振り込むことがすごく大事になってくる。スイング力を意識させたい」。高卒2年目の来季も土台作りを優先させる考えも示しつつ、オフ期間で1軍に推薦できるレベルまで成長することを願った。【奥田隼人】

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