Microsoft、.NET 7で正規表現の機能を大幅に強化 - パフォーマンスも向上

Microsoft、.NET 7で正規表現の機能を大幅に強化 - パフォーマンスも向上

  • マイナビニュース
  • 更新日:2022/05/14
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正規表現(regex)はテキストに対する柔軟な検索を実現する極めて強力なツールである。.NETでは.NET Framework 1.1の頃から正規表現をサポートしており、.NET 5では大部分の実装の改善と最適化を行ったRegexクラスが導入されている。Microsoftは2022年11月にリリースされる.NET 7ではこの取り組みをさらに進め、パフォーマンスの向上と大幅な機能強化に取り組んでいるという。.NET Blogの5月12日の記事で、.NET 7における正規表現の強化に関する詳細な解説が掲載されている。

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Regular Expression Improvements in .NET 7 - .NET Blog

.NET 7における正規表現における主な拡張点としては、次のようなものが挙げられている。

バックトラックの改善およびバックトラックを行わないNonBacktrackingオプションの追加
大文字と小文字を区別しないマッチングの改善
コンパイル時に正規表現のソースコードを生成するRegex Source Generatorの追加
一部のAPIでSpanの入力がサポートされる
ベクトル化の強化
自動アトミシティ(自動的なアトミックグループへのアップグレード)の強化
Setの最適化

それぞれの項目に関する詳細は、.NET Blogの記事で解説されている。現在で公開されている情報は.NET 7 Preview 5時点のものとのことだが、.NET 7のリリースまでにはまだしばらく時間があるため、さらなる改善やパフォーマンスの向上が実施される可能性も示唆されている。

.NET 7のプレビュー版は次のサイトから入手することができる。本稿執筆時点では、2022年5月10日にリリースされた.NET Preview 4が最新版となっている。

.NET 7.0 (Linux、macOS、Windows) をダウンロードする

後藤大地

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