人気の老舗パン店復活 営業わずか2時間 なぜ?

人気の老舗パン店復活 営業わずか2時間 なぜ?

  • テレ朝news
  • 更新日:2021/02/22
No image

動画を見る(元記事へ)

午前6時半にオープンしてわずか2時間で閉店するパン屋さんが人気です。時短営業の意外な理由とは。

平日たった2時間しか開店しないパン屋さんがあります。

大正元年に創業。東京・墨田区の商店街で愛されてきた「ハト屋のパン」。店主は60歳の紙田和代さんです。

現在、このパン屋さんの看板商品はコッペパン。イチゴジャムやピーナツクリームなど4種類の味が楽しめます。

午前6時半にオープンするこのお店。朝早くからお客さんがやってきます。

閉店時間は午前8時半。わずか2時間の営業なので、パンにあり付けない人も多いとか。

会社勤めもしている紙田さん。なので、パン屋さんの営業は出社前に限られます。その代わり、会社が休みの週末は営業時間を午後6時まで延長して頑張っています。

平日と打って変わって大忙し。

ハト屋パン店店主・紙田和代さん:「次々、用意しないといけない。うちのパン焼き機は(一度に)24個しか焼けない」

実は、紙田さんがこの老舗の店主になったのは去年からだといいます。このパン屋さんは先代の店主が亡くなって4年前に突然、閉店。取り壊される運命にありました。それを紙田さんが、なんと老後の資金を取り崩して買い取ったのです。

ハト屋パン店店主・紙田和代さん:「私も下町が好きで(墨田区に)引っ越してきたので。商店街の名物がひとつなくなると思って、ぜひ残したいと思った」

とはいえ、飲食店の経験はゼロ。会社から帰宅すると、パン作りに明け暮れる毎日だったといいます。

パン屋さんを残したい一心で紙田さんはオリジナルメニューも考案。こうして去年11月に商店街の名物店は復活しました。

客:「『商店街にこの店を残したい』と復活を聞いて買いに来ました。魅力的でしたね、頑張ってほしい」

再開を聞き付けてやってきた女性。

客:「1カ月意識不明だった」

突然の病で生死の境をさまよったという女性。入院中に懐かしんだのが、かつて食べたピーナツクリームのコッペパンでした。

様々な思い出とともに下町で愛されるパン屋さん。

ハト屋パン店店主・紙田和代さん:「『おいしい』と言ってくれることと、昔のパン屋さんが復活して 『うれしい』と言ってくれる人がいて、大変励みになります」

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加