阪神井上がV弾、選球眼向上で5試合3発量産態勢に

阪神井上がV弾、選球眼向上で5試合3発量産態勢に

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2020/11/22
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4回裏阪神無死、井上は、バックスクリーンへ勝ち越し本塁打を放つ(撮影・只松憲)

<みやざきフェニックス・リーグ:楽天2-3阪神>22日◇宮崎市生目第2球場

高卒1年目の阪神井上広大外野手(19)が、フェニックスリーグ楽天戦で決勝ソロを放った。

同点の4回にバックスクリーンへ推定125メートル弾。同期で同い年の先発西純矢投手に白星をプレゼントした。井上はここ5戦で3発と右肩上がりで同リーグ最多タイに浮上。北川博敏打撃コーチが井上の来春1軍キャンプ推薦案を披露する中、アピールを続けている。

◇   ◇   ◇

体勢は崩れ気味。会心の当たりではなかったが、白球はバックスクリーンへ到達した。井上のインパクトから約5秒後、「ズドン」と衝撃音が球場に響いた。「追い込まれていたので、なんとかコンタクトしようと思って振り抜けた」。19歳の一振りが試合を決めた。

同点の4回先頭。カウント2-2から楽天の育成左腕、王彦程の外角カーブを捉えた。「1打席目に見逃し三振を取られたので、2打席目になんとしてもやり返すという気持ちだった」。アグレッシブに初球から手を出し、投じられた6球中3球にバットを振った。「どんどん初球から振ってタイミングを合わせられたのは良かった」。7回2失点と好投した西純の勝利もアシストできた。

最近5試合で3発と量産態勢。みやざきフェニックス・リーグの3本塁打は日本ハム野村、広島石原貴らと並んでトップで、連続試合安打も5に伸ばした。前日21日には北川コーチが「うまいこといけば、来春にいい形で1軍に推薦したいと思う」と井上の1軍キャンプの可能性を示唆したばかり。成長ぶりをバットで証明し続けている。

井上 追い込まれてからと、追い込まれる前の目付けの位置を変えている。目付けを変えるだけでボール球を振らなくなる。「以前だったら振ってたな」というのがあるので、良い方向に進んでるのかなと思います。

ウエスタン・リーグでは69試合で出塁率3割7厘だったが、宮崎では12試合で3割9分2厘。単純比較はできないものの、見極め力がついてきた印象だ。「もっとフォアボールを増やせるようにしていきたい」。高卒3年目のヤクルト村上は、4割2分7厘で最高出塁率のタイトルを獲得した。燕の主砲のごとく、井上が若きスラッガーの道を歩む。【只松憲】

▽阪神平田2軍監督(井上の本塁打について) 左ピッチャーの変化球に対して泳がずにバックスクリーンに。それも軽く、力感なく。ポーンっと軽打してバックスクリーンに入れるっていうのはやっぱりパワーだな。

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