
イベント後に訪問した店のスタッフと記念撮影する槙野エバンジェリスト(後列左)と神戸の選手(撮影・永田淳)
ヴィッセル神戸の槙野智章エバンジェリスト(36)は19日、自身発案の商店街訪問イベントに参加した。
槙野は神戸の魅力を広める「エバンジェリスト」に就き、7月にファンや地元の名士と「超槙野会議」を開催。リーグでの初優勝に向けて、神戸の街を盛り上げる必要があるという意見を受け、選手と商店街を訪問して、ユニホーム型Tシャツをプレゼントするイベントを提案した。
この日はFW武藤嘉紀(31)、MF飯野七聖(26)とともに、三宮センター街から南京町まで、7店舗で交流。阪神が18年ぶりに優勝を遂げ、オリックスもリーグ3連覇へカウントダウン。活気づく関西スポーツ界に続け-とばかりに、行く先々で多くのファンに囲まれ、笑顔で対応していた。
槙野エバンジェリストは「今後優勝に向けて、どうやったらチームが盛り上がるか、どうやったら地域を巻き込んでいろんなことできるかを考えた。選手がこうやって商店街に出向いて、商店街の方たちと触れ合う機会を作って、一緒にチームを大きくしよう、強くしようっていうテーマがあった」とこのイベントの狙いを話した。
同行した武藤は「応援してくださる熱い気持ちも感じられたので、本当にお返ししなくちゃいけないなっていう気持ち。パワーをいただきました」と初のリーグ制覇に向けて気持ちを新たにした。