「西武の秋山」ではやりにくい? 秋山翔吾が秋山幸二に打ち明けていた複雑な心境

「西武の秋山」ではやりにくい? 秋山翔吾が秋山幸二に打ち明けていた複雑な心境

  • 西日本スポーツ
  • 更新日:2022/06/23
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プロ野球界で「秋山」といえば、ファンが真っ先にイメージするのは「幸二」か「翔吾」か。3年ぶりに日本球界に復帰する秋山翔吾外野手(34)が、西武ライオンズの大先輩・秋山幸二氏と西日本スポーツで対談したのは2018年オフ。すでに15年にプロ野球新記録のシーズン216安打をマークするなど「翔吾」の名前も全国に浸透していたが、やはり入団当初は「西武の秋山」としての重圧もあったようで…。同姓ゆえの“苦労”を打ち明けた当時の対談を振り返る。

◇  ◇  ◇

秋山翔吾「自分が新人の時、秋山さんはソフトバンクの監督でした。オープン戦で土井正博打撃コーチ(当時)に『同じ名前だからあいさつしてこい』と言われて、それが初めてです。名前をお借りしているという感覚でした」

秋山幸二氏「おれが入団したころ、プロ野球界に秋山という名前はいなかったんだ。ちょっと前、大洋ホエールズに秋山登さんがいた。それから阪神の秋山拓巳か」

-「西武の秋山」という共通点については

幸二氏「やりにくい部分があったんじゃないか。どうしても比較になる」

翔吾「打撃では右と左が違うからあまり比較されなかったんですが、守備と足は先輩や首脳陣によく言われました。秋山さんなら、もっとできるぞとか」

幸二氏「足か?」

翔吾「自分は盗塁がイマイチで…」

秋山翔吾がドラフト会議で西武の3位指名を受けたのは10年秋。八戸大で数々のタイトルを獲得した好打者は、当然ながらソフトバンクの指名候補にも挙がっていた。この年のソフトバンクは2位で柳田悠岐(広島経大)を指名。1位は斎藤佑樹投手(早大)を抽選で外し、山下斐紹捕手(習志野高)だった。西武は1、2位で大石達也(早大)、牧田和久(日本通運)と投手を指名。秋山は3位だ。

幸二氏「そういえばドラフトの時はおまえを見ているんだ。指名リストに載っていた」

翔吾「聞いたことがあります」

幸二氏「当時の詳しいことは…ナイショなんだけど(笑)。いい選手なのは分かった。打撃は完成されていたしね。足もあるし、守備もいい。一方で柳田は…未完成というか。まあそれはいいか。今は2人とも活躍してるし(笑)。他球団との関係で2人とも指名できないと思っていた。でも、結局どっちも打率で3割5分以上打っただろ。すごい選手。大したもんだ」

◇  ◇  ◇

さて、首位打者1度、最多安打4度に加え、守備でも定評のある実績者をめぐり、西武、ソフトバンク、広島が争奪戦の真っ最中。希代のヒットメーカーが選択するのは、再び「ライオンズの秋山」か、それとも“重圧”としては変わりない「ホークスの秋山」か、はたまた新たな「カープの秋山」か。

西日本スポーツ

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